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悪魔の花嫁⑪

2010.10.18
 続きが見つかったので買ってしまいました。8月16日に東京国立美術館でのオルセー美術館展(オルセー美術館の絵画入れ替えの為倉庫に入れるはずの絵を期間限定で日本に展示してくれることになった。太っ腹です。)でこの話の第1話にも使われたドガの絵(正確には別の絵。「スター」ではなく「階段を上がる踊り子」でしたが。)を見てきました。(最も私の本命はアンリ・ルソーの絵だったのですが。)印象派というだけあって光の使い方が特徴的で「ああ、ライトがあるんだなあ。」というルーブル美術館の絵に置き去りにされた少年の感想を思い出しました。(それまで絵画というのはヴィーナスの絵なら構図はこう、など写真的に写すのが常識だった。印象派の方々は「今まで」と違った自分オリジナルの表現を求めたのです。だからピカソの絵も入ってました。)芸術に親しむきっかけにもなっていい作品だなあ(でもそれはそれとして3角関係から展開を進めてほしいなあ。)と思ったものでした。

 コレクター…妹と姉の立場を逆にして花瓶で叩かれた拍子に地下室のドアにぶつかって左薬指だけを器用に挟み落とした(普通、他の指を巻き添えにしそうなものですがどんな挟み方したんでしょうね?)のが過去の真相なんでしょうね。ギリシャ神話の英雄ペルセウスはメドーサの首を手に入れて帰る途中、海の怪物に生贄として崖に繋がれているアンドロメダ王女に一目惚れし「怪物を倒すので王女を嫁に下さい。」と申し入れ「ええ!?この子は生贄になったとはいえ婚約者が…。」と焦る王様の言葉には耳もくれずに怪物を(メドーサの魔力で)石化し見事アンドロメダ王女を自分の花嫁にした(婚約者の立場って。)…という話がありますが、だからそれはそれとしてどうやって美奈子を助けたのさ!という疑問が残ってしまっている話です。抽象的な表現で終わらせないで具体的な救出作業はちゃんと書いて欲しかったです。訳分からないじゃないですか!

 悪魔の裁き…人品顔に出ると言っている割には悪人顔に見えて仕方ない裁判官ですが、殺人罪が発覚した時点で自殺してしまう辺り実は線の細い人物だったようです。正義顔を気取っておきながら自分の為に平気で娘の殺人計画を利用して人殺しをする辺り(もっともそれも娘の計画のうちだったのですが。)はやっぱりあくどい男に間違いはないみたいです。最後しっかり疑いが裁判官さんに行くように事後処理もバッチリだった娘さんの手腕には脱帽でした。でも、何も自分も死ぬことは無かったと思うんですけど、ね…。

 残酷な心臓…お嬢さん「角のある雌鹿は珍しいもの。」
お嬢さん、それ多分雄鹿です。鹿の剥製が祟りを起こして復讐を果たす話です。新しいお手伝いさんを心臓提供者に仕立て上げてますがいくら提供者がいても血液型その他が合う人じゃないと拒絶反応が出て移植するだけ無駄になるので(人の心臓なら何でもいいというわけではないのよ、臓器移植って。)確認もせずいきなり手術OKにするなんてヤブ医者じゃないか?(お嬢さんもちゃんと確認を取って下さい。)と疑ってしまいました。弱った体をメスで切り開くなんてそれだけで体力を消耗するのでこれも葉子さん(おそらくは白い鹿の化身。)の計画の内だったんでしょうね。

 人形の恋…満「兄さんだって霞をお嫁にしたい位愛しているよ。」(問題発言)
霞「ホント!?じゃあイボンヌと結婚してくれる?この子顔は怖いし性格は悪いし私が死んだら1人でどうなるんだろうって心配してたのよ。」
満「…何ですと!?」

霞の指にもイボンヌの指にもぴったりフィットする辺りあの指輪はフリーサイズのようです。打ち掛けを着てウェディングケーキ入刀なんて和洋折衷を通り越して常識外れだろ!とエキセントリック過ぎる式にツッコミを入れてしまいました。凄惨な愛憎の結末にデイモスは「私もこうなりたい…。」と妄想に浸っていますがそれ以前の問題として美奈子に振られているでしょ貴方は、とドリーミングぶりに思わず引いてしまいました。「その人形は貴方の仕業だったのね。」と今回も無実の罪をなすりつけられている辺りいい加減美奈子の性格の悪さに気づいて欲しいものなんですけど…ね。

 復讐は素晴らしい…バレエスクール生A「ケイト、大変よ!リッチモンド夫人が心臓麻痺で急に亡くなったの。ついてはこのバレエスクールも借金のかたに取られて私たちは路頭に迷うそうよ。」
ケイト「…あ。」

人を呪わば穴二つ。ケイトがバレエの道を続けられなかったのはそういうことだったと解釈しました。アグネスを自分の栄光と幸福を横取りした女として復讐に熱を燃やすケイトでしたが、真面目~なケイトにレッスンをさぼってまで自室にストールを取りに行くという芸当ができるとは思えないのでアグネスはただ「ストールを横取りした女」に過ぎないのでは?と復讐心に疑問を感じてしまいました。(小賢しいアグネスならストールがなくても別の方法でパトロンに取り入ってただろうし。)再会したにも関わらずアグネスがケイトに気づけない辺り彼女は目の周りだけたった一年で老婆のように老けこんだという不思議な老け方をしたようです。デイモスが何も奪っていないと言う辺り今回はタダ働きのようですがそんなことやってる間に早くヴィーナスとの約束を果たしてあげなよ、とツッコミも忘れない私でした。

 雪の約束…黒魔沼って凄い名前だなあ、と名前のセンスの無さにビックリしてしまいました。デイモスが人間界に来てからとうとう2年目に入ったそうです。(いい加減、約束守れや。)ラストでは「いとしいヴィーナスの魂よ、私の身も心も引き裂くがいい!」と叫んでますが黄泉の国の湖にも氷が張る冬にヴィーナスが出てこれようはずもなく美奈子に「な、何絶叫してるのこの人…。」と不審者がられるだけで終わってしまうでしょうね。だから美奈子には振られてるんですからそのドリー夢癖を辞めて下さいよ、デイモス。

 鸚鵡のいる風景…干支留里屋(エトルリヤ)って凄い名前だなあ、と原作者さんの名前のセンスに再度度肝を抜かれました。病気の後遺症で顔に醜い痣ができた(20世紀のこの時代に日本で天然痘の類にでもかかったのだろうか?)ことで女優生命は絶たれてしまったんでしょうね。死体が発見された後スムーズに身の丈もある電気スタンドを振り回して相手を撲殺してる辺り体内の方は至ってご健康なご様子です。まずい言葉を覚えた鸚鵡は人の手に渡せないと判断したのか檻に入れたまま事故車に乗せた(「ギャー!」と悲鳴を上げている辺り鳥も我が身のピンチが分かって怖かったのでしょう。)にも関わらず、檻がひしゃげているのにも関わらず、何故か鸚鵡は無事でした。(運の強い鸚鵡です。)ストレスのせいか飛び立った後の羽の抜けっぷりが凄くて脱毛症は確実だな、と確信した話でもありました。鸚鵡が哀れです。

 恋の重荷…美奈子の恋話前篇です。「私を愛しているのならヴィーナスを焼き殺して!」と迫る美奈子(実はヴィーナス。なのに気付かれずデイモスの美奈子への口説き言葉を聞く羽目になって、傷ついたろうなあ…。)に「俺が全部悪いんだあ!」(全くです。)と自傷行為に走っているデイモスですが痩せても枯れても神族の1員である彼が人間界の炎で焼かれた所で全然平気でしょうし(事実、次の話ではもう治っている。)何の答えも出さずに卑怯な手段ではないか?(騙されないで、ヴィーナス!)と思えてなりませんでした。一応黄泉の国の池のほとりまでは追いかけて来てくれましたがどうせならそのまま会いに行ってあげればいいのに(放置してるからこんなことになるんだよ。)と配慮の足りなさにガックリしてしまいました。身の置き所が無くなったのか後篇にヴィーナスは登場してくれず余計にデイモスにイラついてしまった話でもあります。しっかりしてよ、デイモス。

 死の舞…前編の盛り上がりぶりに比べてあんまりインパクトが無かったのでしばらくの間後編だということに気付きませんでした。美奈子にプロポーズした能楽師に恋するお嬢様が出てきますが、そもそも彼女が婚約を言いだした時点で美奈子が大喜びする振りをして冷やかしでもすれば雅夫さんの方も自分に望みがないと判断するでしょうし、陽子お嬢さんの方も求婚は断られても殺人計画を立てるには至らなかったはず…と美奈子の対応の悪さ(そうやって期待を持たせて放置するから悲劇が起きるんですよ…。)にツッコミを入れてしまいました。応える気が無いのならそれなりの対応というものをちゃんとしてあげて下さい、美奈子。
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悪魔の花嫁⑩

2010.10.17
 少女マンガなのにどんどん人が死ぬ、または不幸になる漫画と解説に書かれており、まさにその通りの話です。いえ、そんな作風は作風として気に入っているからいいんですが、いつになったら美奈子さん、デイモス、ヴィーナスの3角関係は進むのかなあ、とそっちの方が気になるのですが相も変わらず進まないまま次の巻を迎えています。(前回貸した11巻参照。)それでいいのか…とツッコミを入れたくなるのはきっと私だけではないでしょうね…ゲフッ!

 バラの下で…under the roseは日本でいう所の「桜の木の下には死体が埋まっている。」(だから秘密に。)という意味になるようです。「叔母さんは勝手に死んだんだから。」と自分の事を正当化している葉ちゃんでしたがそれでもあなたのしたことは死体遺棄という立派な犯罪なのよ、とツッコミを入れてしまいました。とはいえ特に関西辺りでこの手の親族の財産を死亡届を出さないことで食いつぶすという犯罪は多いようです。最後は死体の上に言われた通りバラの苗を植えたようですがバラってあんな短期間に人の腰の高さまでの大木に育つものだっけ?と異様な成長具合に驚いてしまいました。死体を養分にしたバラを人にあげるのもどうかと思いますし、やっぱりこの葉ちゃんはあの性格の悪い叔母様の姪っ子だな、と遺伝的特徴を深く感じた話でした…ゲフッ!

 虚言のはて…「北菜壮」(汚なそう)というアパートのネーミングに吹いてしまいました。ピアノの前に座っていたデイモスの服装がネグリジェみたいな舞台衣装チックな服でまたたまげてしまった話です。(あのマントのような長~い上着は本来女性用では?)ウソがばれるくらいなら死んだ方がマシ、と屋敷に火をかけていた杏子さんでしたがどうせ死んだ後なら友達に責められることだけは無くなるので(それが嫌だったんじゃないの?)一応目的は果たしているとは思うのですが…。ともあれこの話で1番可愛そうなのは関係ないのに館に不法侵入された挙句に家を燃やされた松方家(本物)の方々でしょうね。柱が1本でも残っていると「全焼」とは認められないそうですしこれから大変だろうなぁと思いながら読んでました。

 ひまわりの墓…「ロバの怪我にはヤギの生き胆がよく効くことが分かりヤギは主人に殺されてしまいました。」
子供相手にそんなおどろおどろしい童話を話さないで下さい、美奈子さん(「お・し・ま・い。」とメルヘンチックな語り口にしたってダメ!)とまず最初にツッコミを入れてしまいました。歩いて行ける距離の所に牧場がある辺りここは北海道なのでしょうか?(千葉のマザー牧場だったりして。)祐二が馬車(!)で移動している辺り相当な田舎だということが分かります。(ということは千葉じゃないな…。)美奈子さんは一体どこまでボランティアに出かけているのでしょうか?という疑問が一つ残ってしまいました…ゲフッ!キャシィが殺人計画を立てた反面エミリーの方も罠を張っていたという展開が意外性があって気に入っている話です。そして人が二人消えているのに何も騒がない美奈子さんに改めて冷たさを感じてしまった話でもあったり…ゴフッ!

 聖母の百合…今回ヴィーナスの出番はこの話のデイモスの回想1コマのみです。(もう一人のヒロインなのにそんな扱いって…ていうか思い出したんならすぐにでも約束を果たして下さいよ、デイモス。)
さて話に出てくる聖母を見たというベルナデッド・スビルーですが彼女はハンセン氏病ではありません。気管支喘息という持病は持っていましたが彼女自身「奇跡」に関しては無関心で泉には1度も行ったことはないそうです。35歳の若さで肺結核で死亡した後、遺体が腐らなかったことで列聖され(特別な防腐処理を施していないのに遺体が腐らない事は列聖の有力な材料だそうです。とはいえミイラや死蝋などそれ自体は別に珍しい現象ではないのですが…。)修道女の服装でヌヴェールに遺体が安置されているそうですがそれはミイラ化した為で現物は死後人相が変わったため顔と両手に精巧な蝋マスクが被せてあるとか。治癒効果があるというルルドの泉も現在までにおよそ1億人以上の人が訪れているのに、うちカトリック教会が認めた「奇跡」はわずか67件(10年に1件の割合。)で、そのいずれも結核・眼炎・気管支炎などの自然治癒または近代医学で治療可能なものばかりでプラシーボ効果しかないということが証明されています。(事例的に。)泉に百合も咲いていませんのでどうか騙されないで下さい…ゲフッ!

 あの人を待ちながら…デイモスがラフな(マトモな)服装を…とまず最初にビックリし、話の最後にも同じ物を着ている所に服は毎日替えようよ(ラフな服、他にパターンは無いんですか?)とツッコミを入れてしまいました。「幽霊を撃ったのよ。」と使用人のおばあちゃんと結託して殺人を行う亜希子お嬢様がカッコ良かったのと同時にあの距離でしっかり脳天を撃ち抜ける彼女の射撃の腕前に感心した話です。今までの話もそうですが、この物語射撃の名手が数多く登場しますよね。女性達の間で密やかにブームになっているのでしょうか?危ないなあと感じてしまった話です。

 不信の背景…轢き逃げ事件を起こした犯人がその世界では有名なカメラマンだったことをこれ幸いに愛人までのし上がり(本来最も警戒心を抱くべき殺人犯にあそこまで親しげにし、名前まで呼び捨てている関係から…そういう関係だとしか思えません。)イニシアチブを持っている恋人でもある自分を殺すはずがないと高をくくってしまったことが間違いでしたね。ともあれ車のドアにうっかり上着を挟んでしまい巻き添えを食った形でのアホな死に様には笑うしかありませんでした。ずっと考えて来た計画の割には詰めが甘かったな(どんなドジですか。)と天罰に納得した話です。

 雛の宵に…「桜狩り」下巻より主人が女中に手をつけるのなんて日常茶飯事…とありましたがそれで子供が生まれても知らんぷりしている人が多かったのに(良くて金を握らせて「お前、帰れ。」と門前払いするケースになる。)一応認知して引き取っている辺りはまだ誠意があると言えるでしょうか?鳥取県の流し雛の風習にちなんで今でも雛を川に流すイベントを行うことがあるそうですが下流で網を張って待ちかまえ、流れてきた雛をゴミに出すという事後処理をしっかり行っているそうなので本当に海まで行ってしまうものはほとんどないそうです。今回の事ですっかり呪い雛(勝手に命名。)に味をしめてしまった翠ちゃんでしたが、あれはデイモスの魔力故の効果であって多分来年まで持たないに100円です。またモンゴル貴族のようなデイモスの服装に爆笑してしまいました…ゲフッ!

 冷蔵庫を売る女…冷蔵庫に入れておいても生物は腐るんですけど(冷凍庫だったらともかく。)とおじいちゃんの死体が今もなお全く腐らずに奇麗に枯れ果てている様にビックリしてしまいました。あの見るからにボロイ家の住人なら金が無い事位分かるでしょうに(事実、甕の中に入っていたのは10円玉や1円玉ばっかりでした…ゲフッ!)うっかり乱闘になってしまったのには2人とも甘すぎとしか言いようがありません。最後には秘密の隠蔽の為にも大型冷蔵庫に2つの死体が入ることになりましたがだから冷蔵庫だと腐るんだってば!とツッコミも忘れない私でした。余談ですがデイモスが着ていた黒スーツを見て今回は服装がマトモだと感心してしまいました。

 産女の宿…「日本妖怪紀行」という企画は正直どうかと思いました。猫又(怪談)レポートを夏休みの自由研究にしたり美奈子さんって趣味が偏ってるよね…と改めて感じてしまった話です。嬉しさについ踊ってしまい足を滑らせて崖下に落ちたというマヌケ過ぎる女の死に様からこれは嘘だと薄々感づいてはいましたが、やはり報いを受ける結果となっています。まあ、それは置いといて崖上で絶妙なバランスを取っている車の中から美奈子はどうやって助かったのさ!という疑問が放置されています。既に11巻をお読みになったよしみつさんなら分かっている通り、次の話でもフォローは零です。(そういえば次の話もペルセウスのコスプレをしたデイモスがどうやって美奈子を助けたのか省略した尻切れトンボな終わり方だったような…。)最後はしっかりまとめましょうよ、池田先生。

悪魔の花嫁⑧

2010.10.01
 本屋に続きが無いので…というアホな理由で友達に貸すのはひとまず8巻でお休みとなりました。続きは気になるとはいえ尻切れトンボに終わるのはずっと前に立ち読みをしたので知っているし最終話も今までと同じく終わりという雰囲気が欠片も無いのできっと何冊飛ばしても今と同じように読めるだろうなと実感しながら読み進めていました…ゲフッ!

 悲しみの忘れな草…美奈子の恋人4人目の脳腫瘍を患った画家の話です。とはいえこれからも数多くの恋をする美奈子(…結局忘れるんかい!)が唯一、ハッキリ「愛してる。」と宣言したり神に祈ったり悪魔に頼みごとをしようとしたり色々積極的に行動したたった一人の相手ではあります。(他の人達は「嬉しいけど私の影にはデイモスが…。」と返事さえハッキリ貰えないまま最後はデイモスに殺されるという悲劇を繰り返している。熱烈に愛し合えたこの画家は結局最後は殺されるという同じ結末から考えるとまだ恵まれていると言える。)病気は治ったけれど死刑になってしまった…とはいえ日本の死刑判決は刑の執行までにやたら時間がかかるので少なくとも2、3か月以上は(下手したら年単位で)生きられたんでしょうね。思いが募る時間があった為に最後は余計に辛かったでしょうが、その後回想することも無く1話で忘れ去るのは酷いと思いますよ、美奈子さん?

 眠れる愛…聖甲虫(スカラベ)と言えば聞こえはいいですが要するにフンコロガシの事です。そんな指輪を貰って、後日、虫の正体を知ってしまった日には百年の恋も冷めてしまうでしょうね。(挙句にフンコロガシの指輪は外れなくなってしまった…ゲフッ!)ゲームの「弟切草」でもミイラが出てきたことから考えて、条件さえそろえば内臓が残ったままでもミイラにすることはできるのでしょうが、その為におそらくは博物館の奥にしまいこまれることになった本物のミイラ(下手したら捨てられている。)の方が哀れになりました。「まさか…。」とか考えていないで早く警察に通報して下さい、美奈子さん。

 疫病神の贈り物…最初、デイモスから手錠を盗もうとしていた自称・疫病神さんでしたがそれよりもなんで荊の腕輪なんかポケットに入れてるんですか(…着ければ?)とデイモスの持ち物にツッコミを入れてしまいました。持ち物が異常でも今回は服装がマトモだ…と感動した回でもあります。(どこに注目してるのさ!)ライバルにも当たる婚約者の女は彼氏が過去の女を切り捨てたプレイボーイだということは許せても、殺人者になったことは許容範囲に入らないでしょうね。今度こそ無駄死ににならずにこれで二人の結婚はおじゃんでしょうね。

 喪服の花嫁…自分が死んだら娘を死神の花嫁にすると約束したとはいえ、娘が十代中ごろの時にで死んでしまうとは早過ぎるよ!とお父さんに嘆いてしまいました。マリアが幼少の頃父の顔には既に相当の数の皺があったことからしてかなり遅くにできた子だったのでしょうね。(そりゃ、余計に可愛いでしょうね。)ともあれ死神の鎌は誰か代わりの人間の命を奉げればその人は助かるシステム(美奈子がその好例。)なので花嫁にするなんて約束をせずに自分の命を代わりに差し出していれば1人分得する計算だったのに、と結末を残念に感じてしまいました。(挙句恋仲だった男性まで死んでしまうなど被害状況は物凄く拡大している。)最後に現れたデイモスの服がまた微妙で「…。」と思ってしまった話でもあります。

 悪魔の遺産…「あなたも私と同じ醜い顔になってもらうわ!」と刃傷沙汰の大変な騒ぎになったというのに誰も注目せず、死亡を確認してバックの強盗まで成立するという余裕ある状況に異常を感じました。(店員はどこ行った?)最後は心臓病までいただいてしまい「もうダンスシューズは履けない…。」と死に急いでしまいましたがそんなこと言ってる間に薬を飲めばいいのにと私なんかはツッコミを入れてしまいました。薬はすぐそこにあるのに気付かなかったりと、色々と詰めの甘いお二人であるようです。

 暗闇への二重奏…二つも同じ家と同じ家具etc.を用意するなんてややこしいことをする前にもっとましなトリックは考えつかなかったのかと先生にツッコミを入れてしまいました。(だから能なし呼ばわりされちゃうんだよ。)歌手志望の子は「ずっと先生の家にお邪魔していた。」と言いますがそれはそれで違う誤解を招いてしまう発言ではないのか(それとも芸能界はそんな大人の世界が当たり前な所で誰も気にしないのだろうか?)と私などは逆に気になってしまいました。ヘア・アイロンや化粧品の類が鏡台の前にある辺り先生には妻子がいるのでしょうし(まさか自分では使わないだろうし。)これからどうするのかと暗澹たる気持ちになりました。世の中そうそう都合よく進まないものなんですよ、先生?

 美貌の果て…今までは美貌の人形と一緒にトランクに入って運ばれていたので自分が醜い人形風の男だとばれずに済んだんでしょうね。ベランダから女性が落ちたことの目撃に関しては、人形を窓に向けて置いておいただけで本当に見ていないし、証言台に立つはめになったら不細工な正体がばれてしまうと表に出れなかったんでしょうね。自分が不細工だということを酷く嘆いての行動ですが、同じ系統の顔(不細工顔)をした男が整形の結果デイモス似の美形に生まれ変わった事例もあることですし、自殺なんかしなくても色々方法はあったのではないか(むしろ自殺をすることで不細工人形が実は自分だったということが救助した人から世間にバレてしまうのでは?)と疑問に思ってしまいました。美奈子だってナチュラルにサムの方が人間なんだと納得しているし(少なくとも美奈子の中ではあの顔は人間の顔として有りだそうですよ。)そんなに気にすることないと思うんですけど、ね。

 恨み虫…「あてつがましく私の家で首を吊るなんて。」そのことよりどうやって窓も割らずに家の中に侵入できたのかが気になりました。死体は超都合よく存在した何も入れてなかった巨大な箱に隠していますが、それはともかく常温で放置していたら冬とはいえ異臭からは免れないと思うのですが(しかも虫が食い破ったせいで箱には穴が開いている。)ご近所の皆さんは誰も異変に気付かなかったのでしょうか?虫はどうやら人前に姿を見せる・隠すことを自在に行えるようで終盤、劇団員の皆さんも悲鳴を挙げていましたね。最後は虫が食い破ったシャンデリアの下敷きになって死ぬ結果になりましたが、たしか舞台の上ではあのような光モノは小道具さえ置かないようにしているはず(置いてもやすりをかけて光らないようにしている。…「金田一少年の事件簿」より。)明かりの為ならライトを使うはずですしむしろ何故ここにシャンデリアが!?(まさか自宅から運んだのか、虫よ!?)とちゃんと読んでみるとツッコミ所が満載な話でした。劇団関係者が読んだら怒りそうな話ですね。

 火垂るにえ…ヒロインの貞子という名前から某恐怖映画「リング」で井戸から出てくる人物を連想するのは私だけではないはずです。どうやら村では毎年「蛍番」による殺人が起きており、しかし死体が発見されても蛍の鎖(おそらくは特注。)さえ付いていれば「ああ、今年の犠牲者なんだ。」と何事もなくスルーしてくれるようです。(最も死人が村以外の人間だったらそうもいかないでしょうが…。)最後のシーンでは1度は圭介さんを見つけたのに一体どうやったら見逃すことが可能なのか(骨と化した貞子を抱えて圭介が全力疾走するとも思えないし。)と美奈子に疑問を持ってしまいました。またしても放置する前に取りあえず警察に連絡を取るべきだと思うんですけどね、美奈子さん。

悪魔の花嫁⑦

2010.09.06
 巻数はラッキー7の7ですが相変わらずおどろおどろしい話(表現がスプラッタ系でないのでわりかしすんなり読めますが。)が続くお話です。(人間不信系の話が多いのは作者さんの趣味でしょうか?)ふと気がつくと美奈子が出てくる話はヒロインなのに3話しかありませんでした。(ヒロインとしてそれでいいのだろうか?)どの話も心の琴線に触れるものの救われる話がほとんど無いのはさすが悪魔の所業と言うべきでしょうね。主要人物と関係ない話が多いので早く本編を進めてほしいと切に思ってしまった巻でもありました…ゲフッ!

 シデ虫の鎮魂歌…デイモスは普段はカラスの姿でお散歩しているみたいです。「人がこっちに来る!」と慌てて服を着た人間の姿に化けましたが今時そんなオシャレ~な刺繍のついた王子様ルックの服(ちゃんとスカートちっくな宝塚風に仕上がっている。)は無いだろうとツッコミを入れてしまいました。さすが少女漫画です。長年男っけの無かったかおるちゃんは何の疑問も持たずに一目惚れをしています。(服のセンスで引きませんか?)父親は過去に妻が事故で死んだことがきっかけでかおるを憎むようになりましたが、そもそも彼が妻にキスをして気を散らせなければリボンは飛んで行かなかったはずですしお父様がリボンを取っていれば母親が落ちることはなかったので梨江を殺したのはむしろ父親の方なのでは?と検証すればするほど父親に疑問符を持ってしまいました。ばあやは始めからかおるサイドに同情していたので死体は2人で結託して隠したんでしょうね。シデ虫が食いつくした今証拠は何も残っていないしこれからも行方不明で通るのでしょう。

 愛の化石…記憶喪失が治り7年ぶりに花嫁の元へやってきたのに誤解を招いて殺されてしまった話。しかしヴィーナスのトリック(ただの包装紙に過ぎない新聞を偶然読んでくれたことでトリックは成立。普通は破ったら速攻で捨てられてしまう所なのに成立した辺りは運がいいとしか言いようがない。)はともかく他の女からのプレゼントを後生大事に7年も取っておいたら誤解されても仕方ない状況ですよ?と私などはツッコミを入れてしまいました。話の内容は置いといても、とりあえず働いてもいないのに毎週食べ物を買え、あんな広大(過ぎる)屋敷に住まうお嬢様の生活が羨ましいです。今度は美奈子の近所じゃないようですが日本のどこにあんな豪邸が建てられるんでしょうね?…ゲフッ!

 タロットは知っている…1日で結婚を決めるなんて(いくら焦っていたにしても早すぎだろ!)無理な行動をとって相手を陥れても上手くいくはずはないんですよね。(男は勝負事が好きな生き物なので卑劣な手段を使って勝ち(結婚)を手に入れた女は決して許さず恨みが募るものなのです。)タロット占いの客として現れたデイモスがカード通りに運命を変えてくれますが、その時の彼の服装がまた凄くて度肝を抜かれてしまいました。(かおるちゃんと会った時といい、どうやら服の趣味は神話時代で止まっているらしい。)自分の占いの「恋人」の逆位置の通りに愛情は冷め、「搭」の通りに悲劇的な事故に合い、「運命の輪」の通りに多額の賠償金が手に入り、「太陽」の通りに彼はバンドが成功しました。「女司祭長」が示す通りに年上の女と結婚した為に彼の運命は変わったのです。妹の運命を狂わせたつもりが自分に同じことが跳ね返ってきたというのは皮肉な結末ですね。(というか彼女が実の妹にしようとしていたのはこういうことなんですよね…と考えてみると同情できなかったり。)運命が変わっても人の心は変えられるものではないといういい教訓話にもなっています。

 天使の爪痕…天使のドングリ話再登場です。カブトムシの烙印がばれるとナイフの行方が知れると友達をプールに突き落として殺していましたが、そもそも兄の死体を隠したのはともかくナイフは美術館に返しておけば良かったじゃないか(母親の仕事が美術館→テレビ局のお掃除おばちゃんと変わっている辺り、前の職場は結局クビにはなってしまったらしい。)とツッコミを入れてしまいました。しかもそこで友達を殺してしまったら苛められていた張本人として警察は真っ先に彼女を疑うでしょうし、ひいては手首の痣の事で言い争っていたこともバレ、兄の死体の事もバレてしまうのではないでしょうか?デイモスの言うとおりこの後彼女は全てがおじゃんになってしまうんでしょうね。

 裏切りの遺跡…美奈子の恋物語パート3です。(俳優のジュンとカメラマンさんとの事はすっかり忘れて)仲良く2人でしゃべっている写真なんて見た人が絶対に誤解する内容でしょうに(たとえライラが見なくても周りの人間の噂の的になるのは避けられまい。)そんなことは夢にも考えない辺りは女として配慮が足りないとしか思えません。(死亡事故にまで発展するかはともかくある程度の災厄に変わることには間違いない。)「末代まで呪ってやる。」と恨んで死んだ加世の怨念はこうして子孫(藤堂さん)が全滅したことで成就したのでしょうね。1回口をきいただけの美奈子に律儀に死亡届が送られた辺り既に周りからはそういう仲として公認されていたみたいです。砂漠の果てまで行ったにも関わらず死亡が確認できたのはやっぱりデイモスが死体を引きずって町に戻してくれたからなのでしょうね。(でなければ行方不明で終わる。)これをデイモスにもいい所があると取るのか、死ぬまで眺めていないでとっとと助けろとツッコミを入れるのかは読者の自由です。(私は後者。)

 魔術の効用…ここでも図書館の館長の誘いに乗ってホイホイと食事とダンスに行く辺り美奈子のガードの緩さというか慎みの無さが分かります。むしろ好色そうな館長がその後ホテルへと連れ込まなかったのが奇跡のようです。本の通りに思う相手(館長)が石を手にしたとたん彼女の元にやってきて打ちどころが悪かった為に永遠に離れることがなくなった辺り(死んでしまったら動けません。)あの魔術書は本物だったんでしょうね。美奈子も3日間放置してないで早く確認に来ればいいのに(とはいえあの状況で異常に気付かない辺りいつ来ても同じか…。)と行動の遅さにツッコミを入れてしまいました。取り越し苦労どころかもう全ては色んな意味で終わってしまっていますよ、美奈子さん。

 残酷な処方箋…双子が片方を殺して優雅な生活を手に入れる…よくある手法の話ですが、お姉さんは全くの好意で妹を歓待しているのに殺して乗り替わろうなんて酷すぎやしないか(殺した理由は100%嫉妬だろう。)と共感はできませんでした。彼女を「気まぐれ猫ちゃん」呼ばわりするマリオが素敵かどうかは置いといて姉の恋人を平気で自分のものにしようとするその神経も性格の悪さを物語ってあんまり好きじゃないです、この子。最後はほくろがきっかけで真子だと分かってしまいましたが、高級食事の内容も贅沢なセンスも分かっていない彼女ではそのことが無くても早々に正体がばれていたでしょうね。

 予期せぬ目撃者…ヴィーナスの役をやっていて、その服装からも神話時代のドラマかと思いきやコーラを缶で飲んでいる辺り(いくら澄ましていてもそんなものを持っていることで雰囲気台無しです…ゲフッ!)時代感はメチャクチャな話のようです。「鏡は姿ばかりじゃなくその人の心を写す。」…その後人殺しの自分を責め続けた良心の姿を作りだしたのはおそらく鏡の魔力なのでしょうね。「目撃者」の証言の通りにピンポイントで顔にVの字の傷をつけることができた辺りはもう呪われたアイテムにしか思えません。とはいえ彼女が傷を負ったのは警察と話をした後ですし殺人罪についてはこのまま疑われずに済むんでしょうね。(あの傷でその後女優としてやっていけるのかは謎ですが。)

 糸車のある城…デイモスの嫌がらせの理由は恵まれたお嬢様へのただの八当たりなのでしょうね。(八当たりを受けた方はたまったものじゃないが。)いばら姫の伝説があった城なら故事に習って同じ過ちは繰り返さないように魔術師を呼ぶのは辞めればいいのに(そうすればお嬢様は人間不信に陥ることも無く平凡な人生を送れたはずなのに。)と私なんかはツッコミを入れてしまいました。こうしてお譲様が自殺なさってしまった以上婚約者のヘルダーは(もちろん原因もばれるでしょうし)爵位も地位も取り消しとなり貧しい一生を送るんでしょうね。女を利用すると報いが来る…というより、せめて報いが来ないとあまりに悲しい結末なのでそうなってほしいです。

悪魔の花嫁⑥

2010.09.05
 この辺りからヒロインの美奈子も本格的に恋をし始めます。(その相手に決してデイモスが選ばれないのは笑える所でもある。完全にアウトオブ眼中なんですね、美奈子さん。)1話でその恋人が死んでしまい嘆き悲しむも、その次の話ではその恋人の存在自体も忘れ去っているようなパターン(回想くらいしてあげて下さい。)には同じ人間として「…?」と疑問符が出てしまうこともしばしばでした。そのあっけらかんぶりはデイモスも見習って(そしてとっととヴィーナスとの約束を守って)ほしい所です。過去を綺麗に切り捨て(過ぎ)る辺りある意味悪魔よりも酷い性格してますよね、美奈子さんって…ゲフッ!

 雪おこし…どうやら毎年冬になると黄泉の池にも氷が張ってヴィーナスは出て来れなくなるみたいです。(毎話、彼女が出てこないわけです…チッ!)話では山に滞在した男が婚約者が来たことを隠した深雪さんに激怒し別れを切り出す話でしたが、ここで1番悪いのは記憶を失ったわけでもないのに婚約者の存在をわざと黙っていて深雪さんに手を出したこの男だと思います。別れ話を切り出したのは都会の生活に帰りたいという身勝手な気持ちもあったのではないでしょうか?なんにせよそんなずるい考えには報いが来ても当然の結末だと言えるでしょうね。…そういえば婚約者の麗子さんは無事に山を降りれたんでしょうか?

 さようなら親指姫…現実を見てみたら自分はもう老女だった…「プレゼント」(犬木加奈子)でもやっていた手法です。夢を見ているうちに現実の王子様を持ちそびれてしまったという深く考えると恐ろしい状況の話ですが、もう100歳もお過ぎになってらっしゃることですし(むしろ生きていることだけで凄いと思う。)苦しい時間はそう長く続かないよ(酷い。)と励ましたくなりました。(励ましにならないから!)でも個人的には「さて、メロドラマでも見るか。」と言っていた物凄く現実的な親指姫の話(夢を壊しそうで童話にはできないな、この話。)が気に入っています。が、シンデレラ・コンプレックスの強い親指姫には満足頂けないようです。老婆バージョンよりはかなりましだと思うんですけどね…ゲフッ!

 泣きぼくろの女王…とうとう美奈子も初恋を迎えた話です。タレントのジュンは芸能人にしては純情すぎる人(というよりあのお姉さんが近づく人間を牽制しまくっていたせいでマトモに人と関わったこと自体ないのだろう。)だったようで普通なら一般人を面白がって弄んでポイ捨ての所をかなり真面目に恋愛していました。性格の悪い姉を「そんな人を姉と紹介できない。」とメイド扱いしていましたが(それも酷いと思う。)君もいい年なんだし姉に対して毅然とした態度を取って子離れさせるべきじゃないのか(そして芸能人という人の多く関わる仕事の中にいるのだから誰かいい人をお姉さんに紹介してあげて下さい。自分だけ相手を作ってる状況だからバランスが取れないんですよ。)と最後には後追い自殺までしてしまう彼の弱さにツッコミを入れてしまいました。しかし手首を切ったばっかりで傷口を水につけてもいないのだから美奈子が急いで救急車を呼んでいれば助かった…と思うんですけどね。カードにこだわって愕然としている場合じゃないですよ、美奈子。

 仮面の道化師…ファンという名前はモテ男として有名なドン・ファンから取ったんでしょうね。日本人なのに何故ファン(外人名)なんだという疑問は整形手術でデイモスと同じ外人顔になれた(元日本人のオッサンがそこまで変化できるのも凄い。手術を執刀した医者はブラックジャック並の腕前だったのでしょう。)ことから納得できました。元の顔のままだったらロマンスは一転してコメディにしか見えないなあ…と素顔には笑ってしまった話です。それにしてもデイモスと全く同じ顔ならわざわざ顔を渡す必要はない気がするのですが…。

 2次元半の恋人達…美奈子とカメラマンの多田さんとのロマンスの話です。どうやら美奈子はわずか2話前に死んだジュンの事はきれいさっぱり忘れてしまったようです。(早いよ!)カメラマンに殺された元恋人が様々な嫌がらせをしますが、美奈子が乗っていた枝を見事に撃ち抜いたり(美奈子に当たらないのが凄い。)ピンポイントに鳩を撃ち落としたり(ちょうど美奈子の上に落ちるように鳩の落下点まで計算しきったのが凄い。)プロも真っ青の射撃の腕前に嫉妬を感じるのを通り越して感動してしまいました。最後は谷川に落ちたのをまたデイモスに助けられてますがいい加減ヴィーナスとの約束を果たしてあげなよ!(20世紀待ちの上また待つのか…。)と再度ツッコミを入れてしまった私でした。

 藤色の情話…姫様に一目ぼれした彫師の無実の自殺は、情熱的と取るか、お藤さんという婚約者がいたくせに身の程知らずの上に身勝手な行動だったと取るか、意見が分かれそうな所です。(私は後者。)贈り物を突き返した辺り姫様が彫師をなんとも思っていないのは確実なので(またご褒美に姫様自身を望まない辺り彫師も一応身分の違いは分かっていたのだろう。)彼が姫様の事を忘れられなくても時間と共に気持ちに折り合いをつけて(たとえ長い時間がかかることになっても)お藤さんと結ばれていただろう(「お姫様」なら政略結婚で嫁ぐのも早いだろうしね。)という現実を見ると切ない話です。(早まったね、お藤さん。)結局手に取るだけでかんざしは買わないのかデイモス、とツッコミも入れていました。

 血まみれの伯爵夫人…デイモスがやっと殺る気になってくれたかと思いきや「気が抜けた。」発言には思わず殴りたくなりました。(その後彼の殺る気は連載終了まで発揮されることはありませんでした…ガフッ!)美奈子が吸血鬼ネラに襲われていましたがわざわざ外まで運ばなくてもその場で襲えばいいじゃないかと襲い方にツッコミを入れてしまたのは私だけでしょうか?(正直無駄な手間だと思うんですけど…。)今回も事件が起こったことすら気づいていない美奈子ですが、友人の形見の品が無くなってしまっても彼女は何とも思わないんですかね?(普段のパターンならデイモスにまたいちゃもんをつけるところなのにこの後も何も言わない。彼女にとって友人の死もその形見の品もどうでもいいことなのだろうか?)

 クリスマスの幽霊馬車…自分で手を下せないなら第三者(死神)に頼めばいいんだ、とデイモスもやっと気づいたようです。(早く気づいて下さい。)1話前の「吸血鬼も悪魔も大嫌い。」という美奈子の発言(関係ないのにわざわざ聞えよがしに言う辺り彼女の性格の悪さが分かる。色々あったものの何度も助けてくれた相手に言うセリフではないと思う。)この恋は望みがないとやっと察したのでしょうか?(察するの遅すぎですが。)
キスをするオルゴール人形に恋人の姿を重ね「やめてくれ洋子!」と激昂し(じゃあ鳴らすなよ!)せっかく貰ったプレゼントを壊した所(貰ったその日に壊すかな、普通。)その壊し方通りに相手が死んでしまった…20世紀の今日に日本で馬車に乗っているのにも驚きですがあまりの状況の相似性に呪いでもかかっていたんじゃないかと疑ってしまいました。が、死神が現れた辺りやっぱりある種の呪いがかったプレゼントではあったんでしょうね。(ヴォードー教の呪い人形といいデイモスはその手のアイテムを沢山持っているらしい。)洋子が彼を連れに来たのは愛が半分復讐が半分という所でしょうか?でも愛する恋人と一緒にいられて彼本人的には幸せなのでしょうね。
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