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おススメ映画3選

2011.12.14
 映画の記事も大分多くなってきたので…という事で個人的な独断と偏見に基づいて中でもこれは特に面白かった!と自信を持って勧められる映画(しかし人様もそう思ってくれるのかは不明。)ベスト3をジャンル別に下記にまとめてみました。映画感想を読んでくれている数少ない貴重な読者(基本、本の感想がメインのブログだからな…いいよ!分かってるんだよ!ここで「映画」のチェックしてる人間なんてほとんどいないって事は!いいんだよ!好きなんだから!)に向けてのちょっとしたオマケです。

 <ホラー映画>
要するにお化けの怖い話。
 1位 スペル
「因果応報」「自業自得」という言葉の意味をダジャレを元にして、とてもよく描いている映画です。

 2位 死霊館
恐怖の度合いが「流血の量」や「映像の派手さ」で決まるものではない事を見事に示した映画だから。

 3位 死霊のはらわた リメイク版
ダメ人間達が招いた墓穴を掘る行動にもツッコミ所満載です。

「1回死んだ」癖にゴキブリ並の生命力で蘇る人形シリーズ(おかげで毎回フルボッコの目に遭っている。)「チャイルドプレイ」1~3もお勧めです。3作目は来月辺りを目安に更新します…。

 <スリラー映画>
お化けよりも、おバカな人間の方が怖いんだよって話。
 1位 ミザリー
本当に怖いのは幽霊ではなく、生きている頭のイカれたファンだという事をまざまざと感じさせてくれる映画だから。

 2位 エスター
ロリコンとか、略奪愛とかの問題以前に、もっとマトモな形での恋愛は出来なかったものでしょうか、本作のヒロインは…?

 3位 レッドドラゴン(リメイク版)
アンソニー・ホプキンス主演の新作限定での評価です。小説版では家庭崩壊した様を綺麗に流した出来栄えが素晴らしい。

 <アクション映画>
 1位 96時間
開始5分で主人公への同情の涙が溢れ出る映画。バカ娘を持ったお父さんはシリーズ3作に渡って「暴走」しています。

 2位 カリフォルニア・ダウン
どうにも私はこういう「報われないお父さん」が好きらしい。妻子のガラが悪くなければもう少し幸せな気持ちになれるのだけど…。

 3位 ポセイドン・アドベンチャー
やっぱり「報われていない」体育会系神父様の話。ジーン・ハックマン主演の旧作版限定の評価ですのでお間違えの無いようお願いします。

「王道」で行くのならやはり「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の1、2がお勧めです(3は舞台がSFの夢である「未来」じゃなくて「過去」になってしまったので多少落ちますが。)が、敢えて個人的趣味に走ってみました。

 <コメディ映画>
 1位 天使にラブ・ソングを…
その歌声にはローマ法王も感動(?)したという名作。いや、「笑い」も感動(人の心を動かす)うちには入るから…という事で。

 2位 ナッティ・プロフェッサー
前代未聞のダイエット・コメディ。太っている人ってやっぱり「よく食べる」からデブなんだという事が改めて認識できる映画です。

 3位 フィリップ、君を愛してる!
まさかのホモップル(ホモ+カップル)コメディ。どんでん返しも最高でした。

腐女子でなくとも、デブでなくとも、アバズレ女が生理的に受け付けない人でも楽しめる王道コメディという選び方では「ホーム・アローン」の1、2がお勧めです。ちなみに3作目以降は主演が変わったので見ていません。(オイ!)

 <ミュージカル映画>
 1位 レ・ミゼラブル
そこまで歌わなくても…というツッコミは置いといて、素晴らしい表現力!

 2位 シカゴ
善人なんか、どこにもいなかった実話映画。

 3位 サウンド オブ ミュージック
第二次世界大戦を背景とした実話…に見せかけた映画。

軽いコメディタッチのミュージカルとしてはディズニーが悲願のアカデミー作品賞を受賞した(本人が存命中に最初で最後にゲットした)作品である「メリー・ポピンズ」がお勧めです。来月辺りに感想記事も書ければ…いいなあ。

 <恋愛映画>
 1位 風と共に去りぬ
南北戦争を背景にした傑作長編映画。アメリカの「過去50年の間に作られた映画ベストテン」で見事1位に選ばれたという物凄い映画。

 2位 タイタニック
海難事故映画という「実話アクション映画」を背景にしてしまい「フィクション悲恋映画」に昇華させた傑作。

 3位 プライドと偏見
1シーン1シーンが美しい絵画のよう…画像だけでも見る価値あります。

古典的名作として「プライドと偏見」と同監督・同ヒロインの「アンナ・カレーニナ」もお勧めですが、舞台のような演出、不倫する女の姿に私の家族(男性視聴者)は受け付けなかったので、敢えて欄外です。

 <アニメ映画>
 1位 もののけ姫
素晴らしい内容なのだが「子供向け」というアニメ暗黙のお約束は見事に逸脱してしまった映画。

 2位 ノートルダムの鐘
ディズニー映画には珍しく主人公の恋が実らない(恋愛がメインテーマではない)映画。

 3位 天空の城ラピュタ
ラピュタが滅んだ原因はきっと「がんバルッス!」という、うっかりな一言。

個人的には恋愛<価値観の違い(それぞれの文化を大切にする。)を描いた「ポカホンタス」が気に入っているのですが、服や顔などネイティブアメリカンに即していない部分が多々有る(史実とも違う部分が多い。)ので敢えてランクからは外しました。
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レ・ミゼラブル

2011.12.12
 日本語版タイトル「ああ、無情」「ジャン・ヴァルジャン物語」として知られる(正確な和訳は「悲惨な人々」「哀れな人々」。さすがにそのまんまタイトルにするわけにはいかなかったようです。)ユゴーの名作のミュージカル映画です。ミュージカルだというのに動きが少ないと映画評論では評価は真っ二つに割れている(でも今までのミュージカルだって踊りまくっているのは「ウエストサイドストーリー」位で「サウンドオブミュージック」も「マイフェアレディ」もそんなに動いてないよ?)そうですが素晴らしい音楽と表現力で2時間半の長い時間が全く気にならない感動を与えてくれる名作でした。(普通の映画では登場人物がベラベラ自分の心の内を話すのは「独り言を言っている根暗な奴」として興ざめしてしまうのですが歌に昇華されるとそれが全く気にならない。素敵です。)敢えて、強いて難点をあげるなら「そこは普通に喋ってもいいんじゃないか?」という位歌で溢れ過ぎている点位ですかね…。(それこそが良いんだがミュージカル慣れしていない今の若い世代は微妙かもしれません。)公開されているのは2013年1月ですが日付のズレは気にせず感想を書いて行きます。

 ジャン・ヴァルジャン(ヒュー・ジャックマン)…マドレーヌ市長「ジャン・ヴァルジャンは私だ!」
傍聴人「裁判所。市長はおかしくなってしまった。病院へ連れて行ってあげて下さい。」

原作では証言した元同僚(監獄仲間)達の刺青などの身体的特徴を言い当てて自分がジャン・ヴァルジャンだと証明するのですが映画の一言言っただけでさっさと去ってしまうのには「じゃあ疲れてる様子の市長の言葉は放っておいて被告人ジャン・ヴァルジャンの判決だが…。」「だから俺はそっくりさんだって言ってるだろ!」と何事も無かったように話が進みそうで、それで終わりなの!?と驚いてしまったものでした。パン一つ盗んだだけで(というより主に脱走の罪で)19年も監獄暮らしをする羽目になった主人公でしたが監獄がそれほど嫌だったのなら脱獄して無駄に刑期を長くしないで大人しく出所を待てば良かったのに…(元々のパン一つ盗んだだけの軽い窃盗罪は5年分、後の14年は脱獄の罪でした。)ともツッコミを入れざるを得ず結果として長過ぎた刑期には役人たちの非情さと同時に頭の悪いジャンの判断ミスも感じてしまったものでした…ゲフッ!

 ファンティーヌ(アン・ハサウェイ)…「夢見ていた私の人生はこんな地獄とは違ったのに、今や人生は私の見ていた夢を台無しにしてしまったの。」(サントラ盤訳詞より。)

原作小説では羽子板2枚(上前歯2本)を抜かれるはず(警察に連行された際のトラブルも一目了然のこの歯をからかわれた事が要因。)が役者さんの歯を抜いてしまう訳にもいかないので「奥歯にしときな。」と場所はサラリと変更されていました。隠し子がバレた時「あなたも浮気してる。誰だって小さな秘密を抱えているでしょ。」と他の人間の悪事をバラして自分から目を背けさせようとしたり(指摘した女性に非難する資格が無い以前の問題で性格悪いですよ、ファンティーヌさん。)「クビになったのは市長が庇ってくれなかったからだ!」(いえいえ隠し子を作ったあなたのふしだらな過去が原因で市長は関係ありません。)と助けてくれたマドレーヌ市長に唾を吐きかけたり同情しようにも性格が悪過ぎて好感が持てなかった女性でした。隠し子を作ったのも宿屋の夫婦の元に手放したのも歯や髪や肉体を売ったのも全部自分で選んだ道であり全ては自分でまいた種なのに「こんなはずじゃなかった。」と嘆かれても…自業自得という言葉しか浮かばないんですけど…ゲフッ!

 コゼット(アマンダ・セイフライト)…彼女の本名はユーフラジーという植物の名前で(「後は雑草のままに。」と妊娠を知らされた父親に名付けられたと同時に捨てられた。)それにかこつけて「小さなさや」(コゼット)→農園で植物を育てているかのように誤魔化していたのですが度重なる病気(を理由にした金せびり)の手紙からコゼットが植物でなく隠し子の名前だとバレてしまい映画の話は始まるのでした。ジャンに保護された当時8歳だったのに6歳位にしか見えないほどの酷い栄養失調で虐待も受けていた…のですがシンデレラの階段を駆け上がってから(ジャンに引き取られた後)は苦労知らずのお嬢様でしかなくなってしまいあんまり魅力も感じなくなってしまったものでした。(あの時代コゼットのように虐待を受けて死んでいった子が何人もいるのでリアルな反面、救われたコゼットはその子達に比べてはるかに恵まれている訳で…。)

 マリユス・ポンメルシー(エディ・レッドメイン)…「この気持ち(恋)をどう伝えたらいいのだろう。」

エポニーヌの目の前で辞めてやれよ、お前らと客席から何度ツッコミを入れたでしょうか?(横で「あたしゃ、もうお終いだ。」と泣いているエポニーヌがどうしようもなく哀れに思えました。)ともあれ革命(にもならずに暴動止まりで終わった事件でしたが。)の真っただ中だというのに信念を忘れて恋に浮かれ他人(ジャン)の力で1人だけ生き残って幸せに暮らしている様には真面目に革命に取り組んでいる他のABCの会の皆に凄く失礼な男に思えて正直微妙なキャラクターでした。コゼットとは一目惚れ同士だったとはいえ人を使ってまで住所を調べたり落としたハンカチのイニシャル(U)からユルシュールと勝手に名前を妄想して胸の内で呼んでいたり(そのハンカチはコゼットを見かけるたびに胸に押し当ててアピールしていたのですが実はジャンのハンカチでユルヴァンという偽名のイニシャルだったというオチがありました…ゲフッ!)恋情が過ぎて立派なストーカーになり果てていた様子には女としてドン引きした思い出があります。コゼットもエポニーヌもこんな男のどこに惚れたんでしょうね…?やっぱり顔(だけ)でしょうか?

 エポニーヌ(サマンサ・バークス)…「彼を愛しているの。でもそれは、あたしの独りよがり。」(サントラ盤訳詞より。)

「あたしが欲しいのはお金なんかじゃないわ。」とマリユスに金で気持ちを替えられた(で、生活に困っているのに貰った金貨は地面に捨てた。)名シーンは「お金なんかいらないわ。」と軽~い感じに変えられていて個人的には不満でした。子供の頃は大切な人(両親)からの愛情も(稼ぎ方に問題があったとはいえ)安定した生活も全てが彼女の物だったのに大人になったら立場が逆転して彼女の欲しいもの全てはコゼットが手にしていたというのは何とも皮肉な展開です。最後は自分を愛してもくれない男(が「火薬に火をつけるぞ!」と馬鹿をやり始めた。)のを守る為に銃弾の盾となって亡くなってしまい文字通り命を懸けてまで行った暴動が1日足らずで鎮圧されたことも含めて哀愁を感じる女性です…。

 ガヴェローシュ(ダニエル・ハトルストーン)…「平等って奴は死ななきゃ与えられない。」

実はこの子正真正銘エポニーヌの弟です。原作によると女性なのに髭が生え(それは剃って下さいよ…。)怪力でならしたティナルディエ奥さんの母性は女の子にしか向かなかったそうで男の子として生まれた為に彼は親の愛情を受けられなかったそうです。悪事に加担しつつも取りあえず家族と共に暮らせている(一応、親の愛情には恵まれた。)エポニーヌと違い浮浪児として往来で仲間達と暮らしている彼は世には貧富の差別があり家族である自分達の間でさえ与えられる愛情に差があるという世の中の不平等を誰よりも感じていたのかもしれません。エポニーヌとガヴェローシュ、同じ姉弟であるはずの2人に「平等に」与えられたものは歌われている通り6月暴動のさ中に「死ぬこと」だけでした。原作既読済みでその後の運命を知っているだけに歌を聞いた時には思わず涙してしまったものです。

 ティナルディエ夫妻(サシャ・バロン・コーエン&ヘレナ・ボナム・カーター)…客「この旦那は抜け目ない。誰とでも気が合う。でもご用心。骨までしゃぶりつくす。」

実は彼が宿屋を始めたのもワーテルローの戦いで死体から盗んだ金や貴重品を元手にしたという逸話があります。主人公がパン一つ盗んだだけで19年も牢屋暮らしをしたのに盗みまくっているこの夫婦は何故捕まらないのか?という当たり前の疑問はこの2人には通用しません。(何事にも要領というのがあるようです。)客からはセコく搾り取りファンティーヌにも「コゼットが病気だ。」と嘘をついて金をせびる根っからの小悪党だったこの夫妻に子供を預けたのはファンティーヌの完全なる判断ミスだったと言えるでしょうね。(エポニーヌ達と遊ぶ姿を見て「3姉妹になれると思った。」そうですが、そもそも肝心のこの夫妻がコゼットにどう接するかを見てないでしょアナタ。隠し子がいるのが恥ずかしいという自分の都合で子供を手放さないで下さい、お母さん。)この品性下劣でしたたかな夫婦は世の中がどう変わってもしぶとく生き抜いて行く事でしょう。正直この悪人夫婦からどうしてエポニーヌやガヴェローシュのようなピュアな子供達が生まれたのか不思議で仕方ありません…ゲフッ!

 余談…ファンティーヌが肉体を売るシーンについて、さして重要なシーンでなく濃厚に描く必要は全く無いと分かってはいるのですが買った客が事を終えるまでゆうに1分もかかっておらず、えらく早くないか?(「早いお客も大歓迎♪」と歌ってはいたけれども、あくまでも「お仕事」でありさっさと終わった方が女としては楽かもしれないけれども。)とツッコミを入れてしまったものでした。

THE GREY~凍える太陽~

2011.12.06
 GREYとはご存じ英語で「灰色」(アメリカ→gray、イギリス→grey)の事です。何が灰色かというとGrey Wolvesつまり狼達の事で極寒の地に投げ出された主人公達の1番の敵は寒さでも雪崩でも飢えでもありませんでした。(アンデスの聖餐など普通こういう作品では気候と食料だけが問題なんですけどね。)作中吹き荒れる吹雪など天候に関してCGは一切使っておらず(風も雪も全部本物。)寒さに慣れるまでの数日間、俳優の皆さんは演技どころではなかったそうです。結末に関しては賛否両論ありそうですが怪物ではない「普通の自然動物」のあまりの怖さに上映中ビクビクし通しになってしまうほど目が離せない傑作になっていることは請け合いで1見の価値のある映画です。自然が恐ろしいこと、その怖さを乗り越える為にも人間は文明を作ってきたという事も感じた映画でした。

 アラスカのツンドラ地帯…ツンドラとは1年中ほとんど凍結し夏わずかに溶けて湿地となる荒野の事です。(凍土帯、凍原ともいう。)アラスカ州北部のノーススロープ群は大半がツンドラ地帯であり巨大な原油埋蔵地でもあるので主人公達が製油所で働いていたことを考えると落ちた場所はもしかしたら職場からそんなに遠くないのかもしれません。(そもそも製油所の周りにも狼がいたしね。)が人里に出るのにも飛行機を使わなければならないほど辺鄙な場所であり、飛行機でしばらく飛んでから墜落してしまった辺り(嵐の中を飛ぶんじゃねえよ!by全員)徒歩で進むにはキツイ距離が有ることは確実で、全員全滅してしまった結末には悲しみを感じながらも納得してしまいました。-20度の気温に雪交じりの横風が吹きつける過酷な環境の中での撮影には俳優の皆さんも本当に苦労したそうで(「脚本についての準備、飛行機事故や狼についてのリサーチが全部完全に吹き飛んだ。セリフを言おうにも唇が凍りつき、考えられることはどうやって暖を取れるかだけ。そこにいるだけで必死。」だそうです。)撮影を通して本当に指とつま先が部分的に凍傷になったそうです。(オットウェイなんて、そういう気候の中でラストシーンはノー手袋だし…。)…皆さん、お疲れ様でした!

 狼(Grey Wolves)…オットウェイ「雪原だと逃げ場がない。たどり着くまでが危険だが森まで行った方が安全だ。」

そう森なら木の上という逃げ場がありますから…。(ヒグマなどネコ科の肉食獣と違って狼はイヌ科の哺乳動物。木には登れません。)主人公達に猿並の木登り能力があればきっと無事に人里まで辿りつけていた事でしょう…ゲフッ!この作品では獰猛・残虐な狼達ですが本来、狼は基本的には人間を襲わないはず(賢い故に人間が他の動物に比べても結構大型で凶暴だという事実を分かっているそうです。分かっていなくても仲間を串刺し・丸焼きにして食べていたのを見た時点で「人間って怖え!」と身に染みて学習した事でしょう。)で執拗に主人公達に攻撃を仕掛けてきたのは彼らがズンズン自分達の巣穴に向かって近づいていったからでした。(アレは人肉を狙っての行動でなくテリトリーを侵す侵入者達を排除する為の決死の攻撃だったんだとか…ゴフッ!)そもそもあれだけ殺してしまっては普通に食べきれない(極寒の地で冷凍庫効果が望めるにしても電子レンジも炎も使えない狼達ではマトモに食べれるようになるのは夏を待たなければいけなくなる。)でしょうし、賢い狼達には人殺しをしたら銃を持った遺族達が遠からず襲いかかってくることも理解しているはずです。(多分。)主人公達がその辺の事情に最後まで気づけなかったのがこの作品の悲劇と言えましょうね…ガフッ!

 バーク(ノンソー・アノジー)…全員が演技どころじゃなかった中、彼が突然素晴らしいバリトン声でシェイクスピアの「オセロ」のセリフを朗読した事から「そうだ、僕らは何があっても俳優で、たとえ氷点下20度の中でも演技しなければならないのだ。」と思い起こしたそうです。作中では低酸素症が原因でかなり早い段階から衰弱し、幼い頃病死した妹の夢にうなされ(迎えに来たんじゃないでしょうね、妹さん。)その翌日には凍死してしまった黒人青年でした。が、狼に食いちぎられることなく普通に凍死できたのはこの状況下ではかなり幸せな死に方だとも言えます。(多分遺体の損傷は7人中1番少ない。)苦痛も恐怖も無く眠るように死ねたのはある意味大往生と同じで、他のメンバーの無残な死に方を比べるとまだマシと言えます…かね?

 タルゲット(ダーモット・マローニー)…「実は高所恐怖症なんだ。先に行ってくれ。」

彼の靴の金具が崖⇔木を結んでいた紐の結び目をほどいてしまった展開を考えると彼が先に行ってしまった場合、残ったメンバーは紐という移動手段を失い崖の上に置いてきぼりになってしまうので最後に渡ったのはある意味正しい選択でした。(崖→木へのロープ無しバンジージャンプはそのまんまタルゲットの死に様につながります。)娘の髪の毛触りは実は狼の毛触りで幻影に過ぎなかったのですが幸せな幻を見ながら死んだのがせめてもの救いでしょうか?あれだけの酷い怪我を負っていれば多少狼に食いちぎられても怪我の痛みだと誤解できる事でしょう…ゲフッ!

 ジョン・ディアス(フランク・グリロ)…オットウェイ「狼は動物で唯一復讐をする生き物だ。」
全員「仲間の生首を投げつけて恨みを買う前に言ってくれよ、それ!」

そんなトラブルメーカーの彼でしたが狼に対しては「これでもか!ざまあみろ!」と不屈の嗜虐趣味(気持ちは分かるがやってることは結構エグイ。)を見せており、てっきり最後までジタバタするのかと思いきや意外な所でリタイアしてしまったのには驚きました。「人生の大切な思い出は生きる為、戦うための力になる。」(byオットウェイ)のですが家族も恋人もいないディアス(生きて帰った所で彼には「会いたい人」という心の拠り所が無い。)は怪我にも飢えにも狼の襲撃にも屈しなかったものの、いわば「孤独」に殺されて諦めてしまったわけです。(「帰っても昼は穴掘り(石油採掘)夜は泥酔、そんな生活だ。」byディアス。確かにふと虚しさを感じてしまう人生ではある…ゲフッ!)妻を亡くし自分だけ生きている「悪運」を呪っていたオットウェイが自分と似た者同士のディアス(2人共「大切な人」はおらず人生に絶望している。)に「幸運を」を言われるのはこの上ない皮肉と言えましょうね。最期に「恐くないぞ。」と自分を奮い立たせていた(言い聞かせていた)姿もある意味主人公とダブって印象深いキャラクターでした。

 ピート・ヘンリック(ダラス・ロバーツ)…実際に川底の石の隙間に足やロープ、ザックなどが引っかかって溺れてしまうのは沢登りでよくある事故なんだそうです。人の身長より水位が低くても水圧に耐えきれずに体が沈むので(水は予想外に重いものです。ドアの外に50センチの水位があると、いくらドアノブを押してもそのドアはもう開きません。…特別な開け方をしない限りは。)1人だったら命も危ない場面もあるそうで、山登りは複数で行いましょうと認識を新たにしました。映画でもオットウェイが人工呼吸をして存命に努めていましたが、どうせ人工呼吸をするのなら数回で諦めずに、100回でも200回でもしてあげればいいのに(そうすればヘンリックもそのうちパニック状態から冷静さを取り戻して自分で足を引き抜けたかもしれない…かな?)とあまりの諦めの早さにツッコミを入れてしまいました。川に落ちる前に2人を追いかけていた狼も都合良くどこに行ってしまったんでしょうね?(禁句)

 ジョン・オットウェイ(リーアム・二ーソン)…「ここが巣穴だったのか。」

アンタ、狼に詳しいはずじゃなかったのか?と思わずツッコミを入れてしまう程の悲劇的大どんでん返しな結末でした。「もう1度闘って最強の敵を倒せたらその日に死んで悔いは無い。」という父親の遺した言葉を昇華し、妻を失った喪失感を乗り越え(甘い夢に浸っていられるような余裕ある状況じゃありません。)狼のボスに戦いを挑む主人公でしたが人間が素手で戦った場合勝てるのは小型犬レベルまでだそうで勝敗の行方にはかなり不安なものを感じてしまいました…ゲフッ!エンドロール後に力尽きた狼のボス(倒したんですか!)とオットウェイの後頭部が映し出されていましたが彼の生死は定かではなく、生きていた所でその他大勢の狼達は黙っていないでしょうし…何ともやりきれない気持ちになりました。個人的には妻に先立たれも自分だけは生き残り飛行機が墜落しても無事で(1人飛行機から離れた所に投げ出されたというのに、よく体が引き千切れず擦り傷程度で済んだものです。)狼達との攻防でも最後まで生き残った彼の超人的な「悪運」に期待してみたい所なのですが…運だけで何とかなる程人生は甘くないでしょうし(この作品は自然の、そして人生の「厳しさ」を描いた話ですし。)やっぱりお亡くなりになってしまったん…でしょうね…。

 余談…事故死者の遺品代わりに、と財布を持っていったオットウェイ達でしたが結果として誰も生き残れず、しかも事故現場からかなり離れた所に置いてしまったので逆に発見が難しいだろうなあ(むしろ遺体と一緒にそのまま置いておいた方が良かったのでは…。)と暗澹たる気持ちにもなってしまいました…ゲフッ!

プロメテウス

2011.12.03
 人類はどこから来たのか?その永遠なる疑問の答えは宇宙の果てに眠っていた…という頑なに正体を隠した姑息な予告編のせいでうちの弟は最後までこれがエイリアンシリーズのスピンオフ作品だという事に気づいていませんでした。(挙句に「リドリー・スコット監督の映画だからか最後にエイリアンっぽい物が出てきたね。」と映画を見終わってからも気づかなかったご様子…ゲフッ!)そんな「エイリアン・ゼロ」とも言えるシリーズの前日譚を描いた映画であり、あまりにも面白かったので見終わった後思わずゲオでエイリアン1を借りて見直してしまうほど熱狂してしまいました。

 序章…飲み物に入れられた毒物のせいで体組織が崩壊→滝つぼに落下という火曜サスペンス劇場から人類誕生という驚きの展開が拝めます。鈴木浩二の「ループ」曰く地球上に生命が自然発生する確率はサイコロが同じ目を連続100回出すのと同じくらい奇跡的に小さい(つまりそれは何らかのインチキであり何者かの細工によるものだと考えるのが妥当という事。)そうで手塚治虫の火の鳥でも主人公が川に水素・炭素等の元素を流して生命誕生の元を作った(人類誕生はとっても作為的。)というシーンが描かれていました。それを考えるとまあ納得もできる生誕論ですが賛否両論はキッパリ別れるだろうなあと不安も感じてしまうシーンでした…ゲフッ!

 エリザベス・ショウ(ノオミ・ラパス)…「I choose to believe.」

劇中2度繰り返される、この作品の肝とも言えるフレーズの通り彼女は「そう信じることを選んだ」為に安全な地球に帰ることではなくエンジニア達の住む星へ探索を続けることを選びます。これは我々への「招待状」→招かれるほどに歓迎されているはず→だから本来自分が襲われることなどあり得ないという盲信ぶりにデヴィットが「(わざわざ危険地帯に行こうとする行動の)理由が分からないんですけど?」とツッコミを入れている程でした。エリザベス曰く「それは私が人間であなたがロボットだからよ。」との事で確かに状況が冷静に見えているロボットの彼には勢いで後先をよく考えずに行動してしまうダメ人間の浪漫心理は分からないでしょうね…と私も納得してしまいました。ブラックジャックのように己で開腹手術をした直後ですし、取りあえず問答無用で人に殴りかかる体育会系星人の星には怪我が治ってから行くべきだと思うのですが…ゲフッ!

 チャーリー・ホロウェイ(ローガン・マーシャル・グリーン)…デヴィット「神が人間が作られたようにあなた方は何故アンドロイドを造ったのでしょうか?」
チャーリー「作れたからさ。」
デヴィット「そんな理由で作られたとしたら…傷つきませんか?」

実際にはそんな理由どころか意図さえなかったうっかりの結果が人類の起源だった訳ですが(むしろ「作っちゃうか、技術もあるし。」とノリで作られてしまったアンドロイド達の起源の方がまだマシかもしれません…ゲフッ!)そんなことを言って傷つけてしまった為に「研究の為にどこまで賭けることができますか?」「何もかもを。」「じゃあその言葉通りアンタの命も賭けたらどうです?乾杯!」と同じような言葉の引っ掛けで毒物を飲まされてしまいました。被害が彼一人に留まっていればいい物を性交渉をきっかけに異物を孕む羽目になったエリザベスはいい迷惑です。胎児が愛する人の形見ではないことは不妊症である自分の体質を省みなくても分かる話(わずか10時間で3か月の大きさにまでなっていれば「エイリアン1」を観てなくても普通に計算して腹が破裂するのは時間の問題だと分かる。)で勢いで開腹手術をした彼女に漢気を感じてしまいました。そんな漢気判定では女性に劣ってしまっている、パンフレットの紹介ではスペースが恋人の半分にまで縮こまってしまっている、儚いヒロインの相手役でございました…。

 ピーター・ウェイランド(ガイ・ピアーズ)…メレディス「王は1代限り。それが自然の摂理なのよ。」

演じたガイ・ピアーズとしては80歳代位のつもりだったそうですがどう見ても100歳を超えているようにしか見えないおじいちゃん社長です。ついでに言ってしまえば娘のメレディスが偉く若い辺り下半身の方も大分長く「現役」だった事が伺えます。そんな巨万の富を築き遊び歩いた(かもしれない)人間でも死だけは平等に訪れてしまいます。男70、女73という健康寿命(それが大体「頭がボケずに介護ナシで生活できる」平均寿命だそうです。)を考えると彼は平均以上の時間を十二分に生きてきたとは言えるのですが人はいつまでも生にしがみつきたい生き物のようで癌治療の為に抗がん剤を投与して副作用で却って寿命を縮めてしまう患者のようにエンジニア達の高度な科学力に縋った為に結果的には寿命よりも先に撲殺される羽目になってしまっていました。だから娘が自然の摂理に任せた方が穏やかに死ねると諭していたんですが…ね。

 女性監督官メレディス・ヴィッカーズ(シャーリーズ・セロン)…本当はこの方にヒロイン役のオファーがあったのに他の仕事のせいで主演断念→その仕事が延期に→エリザベス役は決まってしまったけど他にやってほしい役がある、と再オファー→の流れでこの役を演じることになったそうです。あまりに綺麗で怜悧な美しさを備えている為、巷では彼女は人間なのか?ロボットなのか?という疑問が残ってしまっているそうですが、決死の早さで(40秒以内に)脱出ポットに乗り込み、落ちてくるジャガーノート号から必死で逃げている程(間に合っていませんでしたが。)生きることに対して執着を見せている辺り間違いなく人間だろう(アンドロイドなら首をもがれても生きていられるのでここまで死に物狂いでジタバタするとは思えない。)と結論を出しています。(そして全力を尽くして生にしがみつこうとする辺りはやっぱり親子だな~と得心しました。)父親と名字が違う辺りは離婚後は母親が親権を取ったんでしょうね。最後の死に様には宇宙船が落ちてくる延長上に走るんじゃなくて横に逃げればいいのに(叫んでないでエリザベスのように芋虫ゴロゴロで横移動を…。)と家族全員が同時にツッコミを入れてしまいました…ゲフッ!

 デヴィット8(マイケル・ファスベンダー)…エイリアン1のアンドロイド・オッサンのアッシュと比べると見た目は若く麗しく、首チョンパ後も綺麗なままという美麗ぶり(アッシュは顔面白濁液まみれになっていたというのに…。)に差別だろ、これとツッコミを入れてしまいました。ロボットは本来感情は持たないはずなのですが自分を人間以下の存在と上から見下している(人格を持った相手でなく「物」扱いしている)ホロウェイに苛烈な報復(毒物入り酒での乾杯。)をしたり、ホログラフの発見をカメラを切って独り占めしたり(時に「人」は無性に秘密を持ちたがるものなのです。)本人も自覚していませんが彼はだんだん人間臭く成長しています。考える頭があり他者に共感したり傷つく心も持っている彼はもう人間と変わらないと言えるのではないでしょうか?(傷つくことに関しては自分でも無自覚のようですが。)プロメテウス2があるのなら話が始まる前に修理が終わっているといいなあ(なにとぞ首と胴体をくっつけた完全体で…。)と願いを掛けながら見終わっていました。

 エンジニア…あまりにも美尻かつマッチョないい体をしているので(何故あれだけ高度な文明をもちながらフンドシ一丁のような格好なのか…冬眠覚醒直後はともかく、その後は服を着ようよ…。)我々からはスケキヨ族と呼ばれています。(スケキヨとは金田一耕輔の事件簿に出てくる犬神家の犠牲者。フンドシ一丁以外何も纏わない姿で池から下半身を出して死んでいた人。)エリザベス達はエンジニア(技術者)と呼んでいましたが生物兵器(エイリアン)を開発したら飼い犬に手を噛まれる形で(ほぼ)全滅してしまったり、うち一人はドアに頭を挟まれる間抜けな死に様を晒しているし、人類を作ってしまったのもうっかりの結果だったりと開発者としてはかなりお粗末な内容(この、うっかり星人め!)で優れた肉体的攻撃力からもこの人達は頭の中まで筋肉だったのではないかとまで思えてしまう程です。そんな訳で最後はエイリアン1のケインと同じく腹から化け物を出してめでたく滅んでしまいました。生まれたはいいものの食べ物が無いのであのエイリアンはすぐに死んでしまうでしょうしリプリー達が着く頃には問題は無くなっていた…ようです。

エイリアン

2011.12.02
 映画「プロメテウス」のその後に当たるエイリアンシリーズ1作目です。探索を続けるエリザベスの最後の報告書より「この星にはエンジニア達が作った究極の生物兵器がいる。」ことが分かりその生物を回収しようとケチ臭く貨物船を利用したことから事情を知らないリプリー達の悲劇が始まります。結果として会社は生物兵器を回収できなかっただけでなく貨物船も一つ失い、全ての事情を知ったリプリーに地球に向かわれているという非常にマズイ事態に追いこまれており続編を見るのにも期待が高まる、そんな秀作に仕上がっています。(オイ!)

 スペースジョッキー…映画「プロメテウス」にてエリザベス達が撃墜(特攻)した死を運ぶ宇宙船・ジャガーノート号です。(ジャガーノートとは「絶対的な力」という意味なんだそうです。)クロワッサン型の船体といい、作りが同じ運転席といい、これは続編なんだなあ~とファンとしては嬉しくなってしまう共通項が拝めます。プロメテウスではエリザベス達が環境を変えてしまった為に卵の封印が解けてダラダラ液体が出てきていましたが、そのまんま流出し続けた結果かより卵に近いグロテスクな形状に変質していました。(表面に霧まで出ています。)開けてビックリですぐに人に襲いかかって卵を産みつける様はプロメテウス時以上に悪化しており旅立つ前にしっかり事態を収拾させてくれ(卵を全部焼き捨ててから行って下さい。)とエリザベスに対してツッコミを入れてしまいました…ゲフッ!

 ノストロモ号…リプリー達が乗る貨物船。頭部だけを外して着陸したと思ったら着地の衝撃(だけ)で火が出るわ故障するわと、かなり脆い作りになっておりパーカー達修理工は必須のようです。(製作段階から船を頑丈に作っといて下さい。)マザーと呼ばれるコンピューターが搭載されているものの質問には「データ不足で答えられない」事がほとんどで自爆装置の解除にも鈍いという体たらくには「何がマザーよ!」とリプリーに嘆かれる程でした。機械に関してもキーボードはやたら重いわ、表示は緑文字で1文字ずつだわ(1昔前のゲーム画面のようだ。)画面はブラウン管テレビだわとこれは本当にプロメテウス号の後に造られた船なのかと疑いたくなる程古臭い作りですが、この船は貨物船。探索の為に大金を積んで作られたプロメテウス号とはそもそもスケールが違うと自分を納得させて観ていきましょう。思えばこんな船で「未知の生物が確認できたら調査せよ。でないと契約違反で給料はゼロだ。」と一般人を利用しようというその計画自体に無理があるんですよね…。こんな詐欺に遭わないためにも契約書はよく読んでおきましょう、という教訓話でした…ゲフッ!

 ケイン(ジョン・ハート)…不用心にエッグチェンパーに近づいた為に素早くフェイスハガーに寄生され胸からチェストバスターが出てきた為にお亡くなりになった第1の犠牲者。腹から何が飛び出してくるかは意図的にキャスト達に知らされていなかったそうで皆の驚きは演技でなく本物だったそうです。(そりゃあんな物が腹から飛び出してくれば皆さんビックリです。)ちなみに彼はスターウォーズを元にしたパロディ映画でも芸名(ジョン・ハート)で出演しており、同じくご飯食べている時に腹からエイリアンが飛び出すシーンでは「またか!」と嘆いている上にhimself(本人)というクレジットが入ったそうです。

 アッシュ(イアン・ホルム)…「君達は生き残れまい(同情)。」

怒ったパーカーに燃やされてしまう訳です。その正体は感情に左右されること無く敵を全滅させることのできる究極の生物兵器(エイリアン)を持ち帰る密命を受けたアンドロイドであり、その生態を絶賛していました。(むしろこんな奴を送りこんだ会社の上層部が怖い。)確かに敵陣に放り込むだけで勝手に増殖・殺戮をしてくれるエイリアンは喉から手が出る程欲しい究極の生物兵器でしょうが敵を全滅させた後どう収拾をつけるのかという根本的な問題を全くスルーしている辺り会社の将来に不安も覚えてしまったものです。力が強い割に脊髄は弱いらしく殴られただけであっさりショートしている上、電気攻撃にも弱いらしく1撃で動けなくなっていた辺りはかなり繊細な作りにできているようで(正直こんなチャチな作りのアンドロイドで本気で危険生物を回収する気があったんですか!?と会社にツッコミを入れたい。)回線さえ繋げば首だけでも話せる辺りはプロメテウスのデヴィットにも通じる所がありますが、首オンリーの状態でも話せる辺りデヴィットの方が高度であることが察せられ、どこまで費用をケチったんだウェイランド社!とそこでもツッコミを入れてしまいました…ゲフッ!

 エレン・リプリー(シガ二ー・ウィーバー)…「私のお星様…♪」

エイリアンを貨物船ごと爆破したからと安心しきって歌いたくなる気持ちは分かるのですが当のエイリアンはリプリーと一緒に避難船の中にまでついて来ており、歌っている場合でもない事態が判明するのはその後の話でした…ゲフッ!(あるいは気づかないまま冷凍睡眠に入って殺されてしまった方が無駄に怖い思いをしながらシリーズの主人公を張らずに済んでいたという点では幸せだったのかもしれないが…ゴフッ!)せっかく地球にたどり着いても爆破した貨物船の代金という請求書を叩きつけられ2では借金返済の為に再度あの惑星に逆戻りする羽目になる彼女。エイリアンという敵は退治したのに結局その後も平和には暮らせなかったんだよな~とハッピーエンド(無事に生き残った事実)に反して続編を知っている人間としては溜め息が出てしまったものでした…。

 ジョーンズ…何かの役に立つとも思えないのに何故か舟に乗っている猫。(いくら「猫の手を借りたいほど忙しい」ということわざがあるにしたって…何の役に立つんだ!?)序盤なんて、この猫を探す為に単独行動をしていた男が真っ先にエイリアンに食われてしまったり役に立つどころか被害を招いている生物ですが、弟曰く「愛玩動物は必要でしょ。(癒し系要員として。)」と可愛さは全てを凌駕するという理屈で納得させられてしまいました。なのに2以降は船に猫は乗らなくなった様子でちょっとガッカリしてしまったものです…。

 余談…結構巨大な貨物船(宇宙船)なのに乗組員がたった7人しかいない(大型タンカーだってもう少し乗っているというのに…これではエイリアンを発見するのにも一苦労です。)のに改めてビックリすると共にこれで無事に危険生物を連れ帰るというのは無理があるだろ!と再度ツッコミを入れてしまいました…ゲフッ!(調査船プロメテウスでさえ17人乗っていたのにね…。)
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