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絶対可憐チルドレン①②

2011.11.20
 「婚約指輪が相手のお母さんの中古品だったことにショックを受けた。」事に関する賛否両論が今朝の新聞に載っていました。賛成派曰く「この『母の形見なんです。』風習はヨーロッパでは息子の嫁に対しての最高級の歓迎を意味している。」「かのダイアナ妃もチャールズ王子にこの手法でプロポーズされている。(そしてダイアナ妃は受け取っている。)」とあり、ありがたく受け取るべきだと言っているのですがそのダイアナ妃が貰った指輪が億の単位の価値があるものだと本当に分かって言っていますか?(あまりに価値が高すぎて値がつかないほどの逸品なのである。その辺の0、5カラットの指輪レベルの話とはそもそも次元が違う。)他のヨーロッパ人にしたって先祖がダイヤモンドの値が低い時代に一財産出して買った指輪なのですからそれなりに価値のある逸品であることには違いなく「歓迎しているからこそ、これだけの財産を貴女に贈りますよ。」という意味合いがこめられているのであって問題点が違うような気がしてならないのは私だけでしょうか?(そもそも日本にはこの風習が伝わったこと自体が遅く歴史が浅い=母の形見の指輪も大して値段的価値の無いものばかりなのだから軽く見られてしまっても致仕方ないような気が…。思い出が詰まっていると言っても1代や2代程度の100年未満の歴史をありがたがれと言うのは結構無茶。)

 現在婚約指輪の平均値段は給料3カ月分(はるか昔にやってたCMで「給料の3カ月分です。」と指輪を贈ることでプロポーズの意志を示した男の姿を描いたことで婚約指輪=給料3か月分の値段という図式が定着した。今は見るも無残に崩れたが。)を大きく下回る約36万円だそうです。一生に1度の買い物さえもお母さんのお下がりをあてがわれてケチられたら…そりゃ女として怒るのは当然じゃないでしょうか?(そしてわざわざお母さんにおねだりして指輪を譲ってもらう男というのもマザコン臭くて微妙に思える。)それがダイアナ妃のように数億の価値があるものだったらお下がりだろうが中古品だろうがありがたく受け取るでしょうが、それは0、5カラットの安物の指輪なのです。昨今の不景気事情は分かりますが、せめて結婚の証の指輪位自分の為に高い買い物をしてくれる(新品を買ってくれる。)という心意気が欲しいじゃないですか。それが無理なら同じお母さんにおねだりする方向でもお母さんからお金を借りて「彼が自分で選んでくれた指輪」を贈られた方が…たとえ安物でも真心を感じて嬉しいものですけれども…。(「母のお下がり」というより「そこにあるもので済ませてしまおう」みたいな面倒臭がった男の気持ちにむしろショックを受けたのでは…?)問題は風習じゃなくて愛情と心意気の問題だよねとひしひしと思ってしまいました…ゲフッ!



 椎名先生の3年ぶりの連載作品です。「才能豊かで魅力的だがワガママな女とそれに振り回されるお人好しの男」というGS美神にも通じる椎名漫画の特色を色濃く出しており、久しぶりにヒットした作品(禁句)でもあります。解説に才能や個性という「型にはまらない何か」は大人になって初めて欠点から長所に変わる(それまでの子供時代は難儀さに苦しむ。)とありましたがその才能や個性が評価されるのは金を稼げる仕事に昇華できる場合だけだという水戸先生(BL作家)の言葉も思い出して複雑な気持ちにもなりました。所詮人間って現金なんですよね…ゲフッ!

 「あたし達は天使じゃない」…桐壺帝三(桐壺の更衣。光源氏の生母。病弱が災いして源氏が幼い頃に亡くなってしまう。しかし「チルドレン」の桐壺さんは病弱どころかかなり健康な肉体派である。)
 柏木朧(柏木→源氏の正妻その3・三の宮を寝取った男。そのことがバレてストレスで衰弱死することになった。朧→源氏の愛人・朧月夜の君。帝の寵愛深い尚侍(側室)である彼女との不倫が発覚した為に源氏は都を追われ須磨に流される羽目になった。ある意味主人公の運命を狂わせた人。)
 明石薫(明石→須磨で作った愛人・明石の君。公式に源氏の子供を産んで生き残ったただ一人の女性でもある。薫→柏木×三の宮の間に生まれた不義の子・薫の君。何故か彼からはいい薫りがするという生まれながらの不思議な魅力(能力?)がある。)
 野上葵(源氏の正妻その1・葵の上。源氏の嫡男・夕霧を産むも愛人の生き霊に取り殺されてしまう。)
 三宮紫穂(紫穂→葵の上が死んだことで正妻の座を手にした源氏の生涯の寵姫・紫の上。三宮→皇女の身分から紫の上を押しのけて正妻となった女三の宮。)
…等々キャラクターの名前は絶対に源氏物語から取ってるでしょう!?と思わずネーミングにツッコミを入れてしまったのは私だけではないでしょうね。(ここまで符合するのは偶然とは思えない。)その後はどんなネーミングが出てくるのか別の意味での楽しみも見つけてしまいました…ゲフッ!

 「明日のチルドレン」…超能力など普通の生活の中では迷惑な脅威でしかないとチルドレンを溺愛している局長がそう言ったことに驚いた話です。「才能」と引き換えに義務教育も受けられないなど彼らが背負った重さも見えて複雑に感じたものでした。(コメディなのにテーマが深い…。)「率直な感想を言え!」については子供だからギャグで済んでいるけど大人になってからそれをやってしまったら逆セクハラでしょうともツッコミを入れてしまったり…ゲフッ!

 「未来は踊る」…伊仇号中尉の伊はイルカの伊かと思いきやイルカの漢字は海豚なので騙されてはいけない呼び名です。(いや皆それ位知ってるよ。トリックにハマりそうになって慌てて辞書引いたのは私だけさ!)今回の「普通の人々」の格好は「渡る世間は鬼ばかり」のパロディらしいです。(読んだことありませんが。)防弾チョッキは弾丸ははじいてもナイフは貫通するとかぐるぐる回ってバターになるちびくろサンボ(今では差別用語に入るとしてこのタイトルではなくなったらしい。)の話など何気にトリビアが満載で先生、物知りだなあ~と感服した話です。短期集中連載はこれにて終了2巻以降は1年を経てから連載開始になったそうで薫は本当に破壊の女王になるのかそこを書くまで連載は打ち切られずに続くのか、などなど読んでいても危機感を感じる先生のコメントが載っていました。最も実際は大好評を博した上アニメ化もされ全然心配いらなかったですが…。

 「読切版・絶対可憐チルドレン」…テロリスト「普通の人々」の格好にサザエさんじゃないか!(ちゃんとカツオと波平もいる。マスオさんやワカメちゃんはどうした?)とツッコミを入れてしまったのは私だけではないでしょうね。ここに至り皆本の名前も源氏物語から取った(水元光→光源氏。女にモテモテの作品の主人公。源の訓読みは「みなもと」。)事にもようやく気づいた私でした。(遅いから。)アンチアンチエスパーという設定については普段あんまりな扱いを受けているだけに特別な事項が付いているということがかなり嬉しかったのですが…削除されてしまったんですね。普通人としてこれからも彼が受けるであろう受難(女難?)にこれからも同情していきたいと思います…ゲフッ!

 「天使で悪魔」…繰り返された「第1話」。とはいえ前と同じものにするわけにもいかず54ページという大枚を描くも皆本に焦点を当てたり心停止というディープな内容を入れてしまったせいもあり詰め込み過ぎとの批評も受けたそうです。(短期連載から1年も経った後でキャラクターを知らない人は特に。)プレコグの機械については映画マイノりティリポート(殺人をするという予知を受けた主人公が今までに予知が外れた数少ない事例(マイノりティリポート)を探し未来は予定通りには進まないことを証明しようとする話。)と似てるなあと思いつつも人数の多さにビックリしたシステムでした。自分の力で心臓を停止させる展開といい内容が濃いなあと感心した話です。

 「姿なき保護者」…保護者というより監視者では?と思ったら俄然本気の親馬鹿保護者がしっかり存在していてタイトルに納得してしまいました。(局長、あんたって人は最高だよ…。)
 花井ちさと→花散里(容姿は中の下レベルだがどんなに主人公の立場が悪くなっても変わらず慕い続けてくれているという男にとって非情に都合のいい光源氏の恋人。ちさとさんの方もブス呼ばわりされて冷たくされていながらも将を庇っている辺り気持ちは変わっていないご様子。)
 東野将→頭の中将(光源氏との権力争いに負けて第一線からは外れてしまったライバル。娘の縁談など自分の思う通りに行かないことでイライラすることが多い。)というネーミングにやっぱりキャラの名前は源氏物語から取っているんだと改めて実感した話です。

 「触る大捜査線」…タイトル「踊る大捜査線」のパロディじゃないですか!この世のどこにも存在しない警察の想像図(by薫)と共に笑ってしまいました。サイコメトリーで有名な漫画「サイコメトラーEiji」では直接触らなければ読むことができないという主人公の能力設定よりビニールごしでも必要な情報がハッキリ引き出せる紫穂の能力にはさすがLv7だと脱帽してしまいました。(しかもEijiでは読める内容が被害者の恐怖心が大半で事件の犯人など核心に近づくのには苦労していたので。)ところで、そんな紫穂の髪形がキラキラサラサラ→モコモコに変わってしまったことにショックを覚えたのは私だけじゃないですよね…?(前の方が良かったなあ…。)

 「長距離瞬間移動能力者の孤独」…てっきり「成績優秀な参謀役」は紫穂の立ち位置かと思いきや実は葵が一番真面目だというのに驚いた(と同時にちょっと嬉しかった。)話です。いきなりお茶の間で超能力戦が勃発する皆本家。相も変わらずご愁傷様です。(オイ!)普段は他の二人のキャラの濃さに後ろに引き気味ですが(禁句)今回は能力面で恐ろしいほどの存在感を出してくれました。(マッハ5って!)3人の中では1番普通の感覚を持っていて(そして1番の常識人であるが故にあの2人と一緒にいるといつも貧乏くじを引く羽目になっているように見える…ゲフッ!)私はこの子が一番好きです。

 「あたしンち」…同じタイトルの漫画がこの世にありますよね。(読んだことないですが。)あの積極性と好奇心の強さから薫は絶対一人っ子じゃないと睨んでいましたが(大抵の兄弟って静と動に別れて1番目は大人しめに育つものなので。)やはり姉がいたんですね。成熟した女性の美しさを持つ母とグラビアイドルの姉(金払わなきゃ!)より薫のオヤジ臭さのルーツが分かりましたが、いつもあんな騒ぎを起こされて住居も転々としなきゃならないなんて(いくら金の入る仕事についているとはいえ)家族は大変だろうなと同情してしまいました。仕事を離れる時もどんな口実を使っているのだろうとちょっと気になってしまった回です。
 ところで母・江、姉・美という名前はもしかして秋好中宮(愛人・六条の御息所から託された源氏の養女。母・六条さんの「あの子にだけは手を出さないで…!」という遺言もあり光源氏はちょっといいなあと思いつつ最後まで手を出すことはなかった。)から取ったのでしょうか?

 「普通の敵」…チッ!今回からパロディネタは封印されたのか…と「普通の人々」の普通の格好に舌打ちしたのは私だけではないでしょうね。3巻オマケ漫画によるとこの時皆本が受けた拷問はおばはんとの世間話のみだったそうで特に怪我はしてなかったようです。(だから1週間で治ったのね。)「普通の人々」は元々負け犬で価値の無い人間(私にも痛いセリフですよ、皆本さん…。)だと皆本さんも言っていますがその負け犬根性から来る妬みが世の中では1番怖い物なんですよね。テロ行為を行っている辺り既に「普通」の領域から思いっきりはみ出してますよというツッコミと共に「普通の人々」に対して色々考えてしまいました。

 余談…オマケ漫画の速攻で王子様を殺害した人魚姫やデビルマンのパロディ(「鬼(悪魔)はお前らだーっ!」)が秀逸で大いに笑ったと同時にこの童話ネタシリーズがいつまで続けられるかちょっと心配になってしまいました…ゲフッ!
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ミスタージパング

2011.11.02
 今年の大河ドラマの主人公が信長の姪っ子の「江」なので、関連人物漫画として読み返してみました。竹刀が戦国末期にようやく発明された物(しかも一般的になったのは江戸時代になってから。)でそれまでずっと木刀を使っていた(怖いよ、刃が無くても棍棒でどつき合ったら人は死ぬじゃないですか…。)事や、温泉が元々は効能を「霊験」と称して寺院が始めた金集めだった(へんぴな場所でも温泉さえあれば人は集まる。)事などトリビアも満載でよく調べられているなあ~と感心しました。
 しかしそれはそれとして「先の展開が分からない」事を売りにしている少年誌で連載するには有名過ぎる人物を主人公に選んでしまい、歴史物(調べればどんどん事実というかこの先起こることが分かってしまう物語。)というだけでもキツイのに色々間違えてしまったなあ~とも感じてしまった話でもありました。(そのせいかラスト付近では物語が迷走を始めている…ゲフッ!)「花冠のマドンナ」(さいとうちほ)や「海のオーロラ」(里中満智子)みたいに主人公はオリキャラにして史実上の人物と絡ませていくという手法を取れば良かったのにね、と思ってしまいましたよ…。(「なんで一般人のヒロインの側に歴史上の偉人がいるんだよ。その状況自体あり得ないから!」という最もなツッコミを弟から頂きましたが…。)

 織田信長…従者の森蘭丸とはホモな関係で結ばれていたというのは密やかに有名な話。(「威張りくさった先輩達好みの美少年達が無理やり寝所に引っぱり込まれてやりたい放題ヤられていた。いやらしい世の中だ。」という秀吉の寺時代回想からも分かるとおり、日本はむしろ中世の方が同性愛は盛んだったのです…。そんな過去のせいか秀吉はあの時代には珍しいノン気の男として一生を終えていました。)最後に数百年前のモンゴルに行く際、蘭丸まで道連れにしていた辺りは愛人を一緒に連れていくのかよお前!と個人的にかなり焦ってしまったり…ゲフッ!と、それは置いといてもいくら彼が奇襲戦法が得意だからと言って彼が後のチンギス・ハーンとして活躍するとほのめかす終わり方は源義経がチンギス・ハーンになったという逸話以上にモンゴルの人達に失礼な展開ではないだろうかと個人的に物凄く共感はできませんでした。男の愛人を連れて行っていることといいアンタは男として色々間違ってるだろ!とツッコミ入れまくりのラストでした…ゲフッ!(「細かいことは気にすんな!」って言われても…!)

 木下藤吉郎(日吉丸)…いや、そりゃ序文で歴史物をやるなら主人公はオリキャラがいいとは言ったけれども、話がだいぶ進んでから今更になって実はこの人は本当の「秀吉」ではなくて運良くここにいるただの人なんですよという展開には怒りを通り越して悲しくなってしまいました…。本人が歴史から文字通り消えてしまったことでパラレルワールドから来た秀吉が「時空の必然」として後を引き継いだらしいですが、それにしたって展開が強引過ぎるような…。ともあれ「運命で決まった道を歩いているなんてただの錯覚」という彼の言葉通りに「日本の王になる」という予言は外してしまいました。最後まで「ただの人」止まりで終わってしまった展開には本当に主人公かこの人!?(しかも最後の話「本能寺」3話分には最後の数ページしか出てこない。最終話なのに…!)と心から切なくなってしまったり…ゲフッ!思えば哀れな主人公です…ゴフッ!

 ヒナタ(ヒカゲ)…彼女のような使いっぱしりレベルが「下忍」であって実践特殊部隊が「中忍」、「くのいち」には「女の可愛い見かけに騙されてくれる」男を利用する側面もあったなど忍者に対しての認識(漫画のような実戦行動部隊はごく一部で情報屋・情報戦略家としての人間が多い。)が深まってしまいました。日吉(秀吉)に想いを寄せる女予言師ですが、秀吉の永遠の憧れの人は信長の妹のお市様であり、それが高じて後に彼女の娘の茶々を側室にし、それはそれとしてその前におねと恋愛結婚をすること(そしてその他にも側室は多数の好色ぶり。)を知っていた私としては一体この後どんな女の泥沼関係が描かれるのかとワクワクしていた(するな。)のですが日吉丸のオリキャラ移行より恋人を一人で独占する美味しい展開を我が物にしていました。2重人格であり1度人格が統合されて「ヒカリ」という一つの人格にもなったのですが読者に不評だったのかいつの間にやら再度二重人格に戻っていました。砂に埋もれてボロボロだった銅鐸もどうやって掘り出したのか不明ですし色々謎が残ってしまっているキャラです。

 帰蝶(濃姫)…輿入れの際に父・斎藤道三から短刀を渡され「信長が噂通りのうつけならこれで刺し殺せ。」と命じた所「この刀、場合によっては父上に向けるやもしれません。」と答えたという逸話は有名。…ですがこの他に彼女に関するエピソードは無く(この漫画のように一緒に遠乗りに行ったという話も聞かない。)信長が他の女達に20人以上も子供を産ませておきながら彼女との間にだけは子供が生まれていない所から考えても道三と信長を結ぶ重要なパイプ役にはなっていたものの美濃のスパイとして信用は置けない女で恋愛的な交流はあまり無かったのではないかと思えてしまったり…。漫画上の彼女だけを見るとビジュアル的には「美人」には見えない外見で(あの太い端まつ毛が微妙。)性格的にも怖いし(秀吉に対して電撃が…!それは別としても光秀への扱いを見ると性格は悪いと思えるのです。)信長が吉乃と浮気してるシーンでは思わず「そりゃ浮気したくもなるわな。」と大いに納得してしまったり…ゲフッ!しっかり者には違いないんでしょうがあまり好きにはなれなかったキャラでした…ゴフッ!

 明智十兵衛光秀…奥さんの妻木煕子が婚礼直前に天然痘にかかり、醜いあばたまみれになったのを(替え玉の妹を見抜いて)「私は心映えの美しい煕子殿こそを妻にと望んだのです。」と構わずに娶った話は有名です。(そして煕子が死ぬまでは一人の側室も置かずラブラブ一直線だった。)そんな見た目よりも中身を選ぶ男が「男の中では貴方が1番条件がいいから」と愛もないのに計算と打算で相手を選ぼうとしている女(話中の帰蝶姫。)に魅かれるとは到底思えないのですが…ゲフッ!後の光秀と信長の確執(本能寺の変)をより深めるための伏線のつもりだったのでしょうか…?(確かに光秀と濃姫は従兄妹関係にも当たりドラマの中には「互いに淡い恋心を抱いていたけれど身分上釣り合いも取れずに縁談をきっかけに自然消滅した」的な解釈をしたものもありましたが…別に従兄妹同士がいつも淡い恋心を抱くとも限らないですし、なにより光秀の煕子一途ぶりを見ていると縁なんて始めから無かったようにしか見えない…ゲフッ!)無理やりそんな可哀想な要素(当て馬役)までやらせないで純粋に仲の悪さだけに焦点を当てて欲しかったです…ゴフッ!

 平手正秀…信長の教育係にして織田家の家老。信長のうつけ言動に常日頃から頭を悩ませていましたが葬儀の場で父親の菩提に灰を投げつけたという突拍子もない行動にとうとう責任を感じて織田家の墓の前で切腹して果てたそうです。(元々頭の固いご老人だったので、うつけの裏にあった信長の真意を汲みとれるほどの器量の大きさは無かったのです…。)話の中でも胃痙攣と吐血と下血と発熱で倒れていた(症状多すぎ!)とあるように細かいこと(で、済まされるほどのうつけ言動でもないのだが…。)を気にし過ぎてしまう性格で最後まで信長の味方ではあったもののついては行けなかったのでしょうね…。そんな小心者な彼なので「普通とやり方は違うけど実力はちゃんと持ってんじゃん!」と酒飲んで笑い飛ばすような剛胆さはまずあり得ないかと…。信長を周りの人物に認めて欲しかったという作者の気持ちは分かりますが、それでも我が道を突っ走るのが信長であって、周囲の評価を気にしないからこそ本能寺の変も起きたのであって平手さんの性格を変えてまで認める姿勢を取らなくても良かった…ような…ゲフッ!

 天回…天回というのは信長を殺した明智光秀の偽名と言われています。光秀は「本能寺の変」の3日天下(正確には11日。)で秀吉に攻め滅ぼされた時に上手く逃げのびて天回という名の坊さんとして生きていたという1説が…一応あるにはあるのですが、史実では農民の竹槍で突き殺された後死体は秀吉の命令で磔の状態で家老共々晒し者にされていた(絶対多数の人々が彼の死体を確認している。家老の娘だった春日局も父親の死体を見たそうな。)ので死んだことが間違いだったというのはまずないでしょうね…。この話では未来から来たマッドサイエンティスト(光秀とは別物。)として完全に悪役として描かれていますが、むしろ訳が分からなくなるので史実以外の展開は避けた方が良かったような…。松下加江(加兵衛)といい一生懸命「オリジナル要素」を入れようとしたのは分かるのですが歴史物を描くのなら掲載するべき雑誌が違うし史実を大きく逸脱しちゃダメでしょともツッコミを入れてしまいました…ゲフッ!

1番湯のカナタ

2010.04.05
 この作品の連載終了後(打ち切り後)椎名先生は3年間も連載企画が通らず少年誌や青年誌にまで漫画を描いてかなり御苦労なさったそうです。とはいえアクションが売りのエイリアン漫画に風呂というしなびた要素は無いだろと私も思ってしまったので打ち切りになってしまった理由は理解できてしまったり…ゲフッ!デニーズ→ジョ二ーズなどの小ネタは面白いんですけどね。(この漫画を読んでターミネートが「抹殺」でかの有名映画ターミネーターが「抹殺者」という意味だと初めて知ったしね。椎名先生、色々な知識はあるんですけどね…。)

 星野涼…どうやら顎のちょび髭は憧れの人のドイルさんの真似のようです。(似合ってないんですけど…ゲフッ!)家の仕事を続ける為に苦労している主人公でしたが話の中盤で約束の人(ドイルさん)との再会を果たしたせいかどんどん仕事も学業もそっちのけになってしまっている主人公。(将来どうするの!?)親父さんに確かに「まだ夢を追ってもいい年頃だ。」と言われはしましたが高校生にもなって本気で宇宙ヒーローを目指している辺りはやはり行き過ぎを感じ、本当に彼の行く末が心配です。体(遺体)も敵の本拠地に送られたまま物語は終わってしまい色々な意味で未来が闇に包まれているキャラクターです…ゴフッ!

 カナタ…星龍刀曰く「王とは民の運命をその手に握る絶対権力者であり、贅沢と安逸をただ貪ったり無条件にあがめられ君臨することは許されない。」とありましたが性格的には彼は無条件に生まれだけであがめられる日本の天皇のような王にしかなれないような気がするのですが…ゲフッ!(日本の天皇も政治は自分でできない割に多大な行事には出なければならずアレはアレで大変なのは分かっているんですけどね…。)ガード・ロイヤルも涼やブラッド達が頑張っているだけでカナタ自身は特に何もしていないし、頼れる友達を作れる事(あるいは本人の無力ぶりを見かねた部下達が却って効率良く仕事をしてくれるという点で王の器と言えるのかもしれないが…。)以外、何のセールスポイントも無いような気がするのですが…ゴフッ!むしろ上に立つ者がこんなんでいいんでしょうか…ガフッ!(トップに立ってはいけない人間の3大特徴は無能、気の弱さ、内情を知らないことであり、その全てを満たしてしまっているような…ゲッフン!)

 ドイルさん…連載打ち切りによりとうとう最後まで素顔が明らかにならなかったクーデター実行犯カローの元友人。奴と戦って負けたドイルさんは力(エーテル震動波)を大幅に失って、そのショックがもとで牛乳中毒に走ってしまったようです。(キッチンドランカーとなって現実から逃げている主婦のようです…ゲフッ!)とはいえ牛乳とカルピス、乳児用粉ミルクは大きく違うものだと思うのですが…。(乳脂肪分さえ入っていればオーケーでウイスキーとカクテルとビール程度の違いに過ぎないのだろうか?)ちなみに物語終盤間近で彼の世話をしている(憑り付いて生命維持に努めている。)アニーザキスは寄生虫のアニサキスから名前を取ったらしいです。(依存症を治そうとしているのは立派だけど、おかげで終盤は全くの役立たずに…ゴフッ!)

 宇宙海賊ブラッド…名前はかの有名男優ブラット・ピットから取ったらしいですが(ピット人って!)似てねえよ!とツッコミを入れてしまったのは私だけではないでしょうね…ゲフッ!(相棒の「チャカ」は銃の別称。そのまんまじゃないですか。)1巻と3巻では極悪人→3枚目と物凄く人相が変わっており恋をすれば人は変わるという真理(それは中身の問題ではなかったか?)を文字通り体現してくれているキャラです。最も宇宙船本体に欲情するのは行き過ぎだとは思いますが…ゴフッ!(地球でも船は女性として扱うらしいですが、それは大切に扱うという意図であって劣情の対象にするという意味ではないかと…ガフッ!)

 ワネット…宇宙船の名前「マリーアント」、地位と権力だけを目当てに親の決めた通りの結婚をしようとしている点、不倫願望などなど、どうやらキャラの由来はかの有名な赤字夫人マリー・アントワネット王妃から取ったようです。「華やかで激しいバラの運命に生まれた女」というのは言いえて妙だと思ってしまいました。(で、フランス革命でパーッと散っちゃったんですよね、アントワネット王妃は。)カナタの方は彼女を憎からず思っているようですが彼女はひたすら現実主義者でありカナタが甲斐性の無いつまらない男という事実に違いは無い(おこちゃまとはそういうものです。)ので改めて恋心が復活するかは難しい問題でしょうね…ゲフッ!(1度冷めきってしまった気持ちが復活することってまず無いんですよね。特に女は潔い生き物だから…ゴフッ!)彼女といいサヤカといいユウリといいやたら女にモテテいる辺りこの話の主人公はカナタでなく涼だという事が分かり普通に主人公にするべき人物が逆だとも感じてしまいました…ガフッ!
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