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VSルパン①

2012.01.03
 元友人の心無い態度にいい加減腹が立って「これだけのことをしてアンタはどう思っているんだ?」とブログに今までされたことを全部まとめて年賀状で知らせたことがありました。で、書かれたのは2015年1月1日のコメント。(最新コメント参照)こんな人間を本人以外の誰が庇うんだという点からも犯人はバレバレだったのですがこうコメント返しをして置きました。

 「出た!1月1日の言い訳コメント!
『すまない事をしたと思うどころか反省すらしてないんですね。もうブログであなたに気を使って事実を伏せるのは辞めました。中学以来あなたがしてきた数々の悪行についても黙っているのを辞めました。この先あなたが自分してきた事でどんな目で見られようが私が庇い立てしてあげる義理も義務もありません。さようなら。』
今年の彼女への年賀状にはこう書いて送ったんです。
きっと今日の昼ごろ届いた年賀状を見てとても焦ったんでしょうね。
さて、そこで「別人」であるはずのあなたに質問です。
①1月1日のこの時間に初詣でにも行かず家事の手伝いもせず正月とまるで関係の無いこのブログを覗いているのは何故ですか?
②ハッキリ実名を出している=あなたが真実名前の違う「別人」なら知人達に本人でない事の確認はとても簡単ですよね。別人のはずのあなたにどんな迷惑がかかるんですか?
③私の年齢を別人であるはずのあなたが何故知っているんですか?
不信感バリバリなんですけど…。
「お願いだからあなた1人だけ大人になってね」って言っている所悪いけど、私が大人になって全てを水に流すのは彼女からきちんと謝罪を貰ってからの話だわ。」


で、その1月1日の夕方7時にまた新しいコメントが書かれました。(最新コメント参照)ネットストーカーの定義はともかくネチネチと不快感を感じる口調でしつこく文句を垂れるこの人の言動こそストーカーそのものだなとは思ったのですが取りあえずコメント返しをしました。

 「はいはい、あなたは別人なのね。
へー、ここまで彼女の事を気にする「別人」って初めて見たわ。
(ていうか返信コメント出したその日のうちに即レスって夕方7時に晩飯の手伝いもせずに何やってんの?)
ご丁寧に回答くれたはいいけれど
①彼女の家に年賀状が届いた後と全く同じタイミング(午後2時)に何故私のブログを覗いているのって問いにはオール・スルー。
(私は家族と出かけた後、夕方の4時に帰ってきたんですよ。)
②「他人」ってあなたの事じゃなく「私の知り合い」の事を言っていたんですね。そんなの顔も知らない(はずの)あなたが何故、気にするの?
③私、一言も「生徒だった」とは書いてないよ。生徒と仲の良い担任教師の可能性を頭から否定できるその確信は何だろう?
相変わらず不信感バリバリなんだよね…。
(別人のはずなのに「自分の」ネットストーカーでもないはずなのに何でこの人は「他人」の彼女の事をこんなに気にして日に何度もコメントに到るまでチェックしてるんだろうね?)
まあ、いいや。
あなたが真実「別人」であるとして私も言わせて貰いましょう。
私があなたのご立派な御忠告という「他人の指図」に従って何か動いてあげる義務など1ミリもありません。
あなたは私の雇用主でなく「他人」であり「当事者」ですらないのだから何か命令する権利も本来なら意見を言う資格すらありません。
(「当事者」ではなく「別人」なんだもんな。)
お説の通り私は大人気ない子供で彼女にされたことをいつまでも許せない心の狭い悪党です。
それがどうしたって言うんですか?
そう言われて私が動揺してひれ伏すとでも?
ガッカリさせてお気の毒ですが本当のことをいくら言われても私は平気ですよ。
本当のことを言われて焦り出すのは
奴のように腹の中は真っ黒なくせに
それを隠そうとする偽善者だけでしょう。
(まあ「別人」のあなたには全く関係の無い話ですけどね。)
あなたは「別人」。それで大いに結構。
では「別人」のあなたに私と彼女の問題に口を挟む資格は無いし、私がそれを後生大事に聞いてあげる必要もないわ。違う?」


自宅アパート隣のミニストップの駐車場という人通りの多い所で、後ろを通る人間が話の内容にギョッと振り返っていた状況の中で「ボクは二人だけの会話として話したのに!」なんて、よくもそんなデタラメが言えるなとコメントの内容に呆れもしたものでしたが、取りあえずスルーしてコメントを返してみました。で、いつも親に飯を作らせて手伝い一つしない自分の生活に図星を指されたのが痛かったのか今度は2日の夜12時になってからコメントが送られました。(おかげで普通に寝てました。)自分の正体がバレること(だけ)に危機を感じてか「自分は謎の日本人の知り合いよ。」(あなたの正体は皆にバレ始めているのよ。)と脅しつけまで入ってきていますが正体がバレる事を恐れているのはアンタ1人だけだとこっちから知り合いに確認する事にしました。
そして電話した最初の一人、高校時代の友人の反応が

「そうなんだ。私は謎の日本人の高校からの知り合いだから中学の同級生だったっていうその人については全然知らないし無関係なんだけど、ブログ見てみるね。」

えっ?何いきなりウソついてるのこの人?知らない他人の振りしてるところ悪いけどあなたと知り合いになった後に彼女から「ボクの友達の▲▲ちゃんが謎の日本人さんの友達になったって聞いたよ~。」(高校の運動会で初めて会った時から、いやに親しげに私に近づいてきたのは写真で顔も確認済みの「匿名の友達」だったかららしい。)とベラベラと聞かされたおかげでアンタが彼女にパソコンのアドレスとパスワードをセットで教えるほど親しい仲だって事まで全部知ってるよ。(どんな人間と付き合うのも勝手だが奴と付き合う以上は「この人間は聞いたことを全部言いふらすし実名を伏せる事も出来ない」という精神構造をちゃんと認識しておいた方が良いと思うよ。)

それとも私の聞き違いで別の友人の事か?(しかし高校時代の友人で彼女と同姓同名の人間なんていないぞ。)と悩んでいたその夜2日の12:34(3日の午前0時半。そこまで夕飯作っていない事をトラウマに感じる位なら家事やれよ。)に私からの返信コメントが無いにも関わらずウッキウキで届いたコメント(最新コメント参照)&ご丁寧にロック付きで書かれたコメント「S野さん、心が子供のままなのを責任転嫁するしかないのは可哀想に思います。でも犯罪は辞めましょうね。カウンセリング行きましょ。」(文章の調子を変えて「更なる別人のフリ」をしている所悪いですが届いた時刻は12:37わずか3分後というそのタイミングで犯人はバレバレでした。)に間違いなく本人でしかも2人はつながっているとピンと来て翌朝こうコメントを送ってみました。

「知り合いに片っ端から電話をかけてみました。
こんな奴本人はどうでもいいけれど、
自分の事でもないのに、ここまで必死こいて脅しつけてくる理由が全然分からないけれど、
何はともあれ私の知り合いの誰かが「年賀状が届いた後のその瞬間から不快な思いをして(何故か)ネットにかじりついているのは申し訳ないかな、と思って知り合いに電話で確認取ってみたんです。
「この3元日、私のブログ『謎の日本人の部屋』にコメントを送りましたか?私も『発狂した』とか『精神病院行け』とかの言葉に大人気なく腹を立てて結構辛辣なコメントを返してしまったので、もしあなたが匿名さんなら私も謝るわ。」と。
結果、全員から
「自分は匿名ではない。」
(「ていうかブログも見てなかった」「ブログをやっている事も知らなかった」という人がほとんど…どころか全員。)
という回答を頂きました。
残っているのはたった一人、どうでも良いと思って連絡しなかったご本人だけなんですけど…。
「本人以外の私の知り合い」を自称するあなたは一体誰のつもりでいるんですか?
不信感バリバリなんですけど…。
ついでに言わせて貰うと
「恐喝」とは「相手の弱みにつけこんでお金や品物を取り上げること」

「一文の得にもならない謝罪を要求すること」とは違いますよ。」


その後はピタッと脅迫まがいの不快コメントは止み、代わりに来たのがFC2管理事務局からのお知らせ「この記事とコメントは実名入りだから誹謗中傷、名誉毀損です。問題部分を削除して下さい。」でした。
本当に「別人」だったらこのブログ(彼女の悪事)が皆に知れ渡っても絶対に「自分」が責められる心配は無い事から変わらずにコメントをかけてくるでしょうに、その反応の変化からも犯人はバレバレでした。
誰も見ていない(かもしれない)場所ではどんな罵詈雑言でも並べ立てられるくせに、物陰に隠れる事が出来なければ悪口一つ満足に言えやしない、結局こういう人間なんだよな、とさらなる軽蔑の念を抱いたものです。
アクセス解析をして調べられても他の人間のアドレス使って誤魔化しているから大丈夫だもんね(さすが以前の記事にも書いた通り他人のアドレスを勝手に使って住所検索までする女だ。←これは当の本人からの携帯メールという立派な証拠まで残っている。)と自信満々でコメントかけているけれどもこれ自体が立派な不正アクセス(不正アクセス禁止法第2条4項1号に規定された3年以下の懲役または100万円以下の罰金に当たる犯罪)じゃないか(しかもこれで2度目だぞ)とツッコミを入れてしまった経緯でした。(最初から犯罪の元にコメントを書いてきて「犯罪は辞めましょう」って…。)

ちなみに彼女の友人の高校友人に知らせた所

「謎の日本人さんの毒舌、酷いね。匿名さんが言ってること全部当たってるよ。
それにあのコメントだって『本人』じゃないかもよ。本人を装った全然別人の可能性もあるんだよ。ちゃんと考えてる?」
私「(全然「装って」なくて始めから「別人」を自称してたがな…)うん、そうだね。実名を出したのはさすがにやり過ぎだったかなって私も反省したわ。」
「記事の内容だって2ちゃんランクの内容だし『別人』なのに謎の日本人さえ反応しなければここまで炎上することも無かったんじゃない?あんな記事とコメントを書いた謎の日本人さんが全部悪かったんだし、もう記事を消すだけじゃなくブログを閉鎖することも考えてみたら?」
私「…その割にあのタイミングは…」
「…!と、とにかく検索して見てみなよ!『2ちゃん、炎上』で検索してみれば同じような文いっぱいあるからさ!」
私「(説明できない矛盾に関して言葉に詰まったな、今。)そうだね。2ちゃんのことは見てないし調べてみるわ。」
「●っちゃん、●っちゃん…妹ちゃん!妹ちゃんの事だって私がその人の立場でもお母さんに言っちゃうかもよ。家族なんだしさ、話しちゃうことってあるじゃない。」
私(…は?●っちゃん?
良いように説得(洗脳)して思い通りに事を運ぼうとした所、矛盾を指摘されて動揺したのかこちらが聞いてもいないのにコメントを書いた人間の本名を吐いてくれた高校友人の自滅の踊りぶりには感謝感激と共に軽蔑の念が浮かんだものでした。
要するに匿名は誰が読んでも不快感を感じる自分で書いたコメントは「他人のせい」
実際問題2ちゃん上でも以前からあった記事に1月1日の年賀状が届いた後のタイミングから炎上した記事は一つも無かった。「似たような中傷メール」である事を利用して他人に罪をなすりつけようとする(あれだけの誹謗中傷をして、非を認めるどころかどうすればその責任を自分以外の人間に押し付ける事が出来るのかしか考えない。)なんて、つくづく人間として最低である。
私の妹がセクハラを受けた事はどこの家庭でも話のネタにして笑い物にする「大した事の無い話」としてお茶を濁し(こんな話を「私もお母さんと笑い物にしちゃうよ。」と堂々と言える高校友人の精神構造も凄いが。)私のブログごと閉鎖(隠蔽)するつもりだったようですが、その割には高校友人のあまりの態度の怪しさに全然信用できなかったものでした。(いくらなんでもこんな状況を丸々信じて疑わないでいられるほど私はおめでたくは無い。)一応記事は消したもののその前にしっかり写メに撮って証拠を残しておいた私です。(おかげで今回復刻するに当たってしっかりしたデータがあった分、とても楽でした。)

その時「ずっと前に借りた漫画本を返すついでに一緒に買い物に行こうよ。」と「友達顔」を演出した約束を取りつけられたのですが当の1月25日の前日、24日(土)夕方5時半になってから急に電話がかかってきました。
「もしもし謎の日本人さん、明日なんだけどさ~。」
私「今、思いっきり仕事中なので後にして下さい!」
(今日が仕事だから会うのは明日という話に始めからなっていたでしょうが!)
そして仕事が終わった夕方7時半、こちらから電話した所すぐにつながってとんでもない話を聞かされました。
「実はうちの母親が倒れて足腰が立たなくなっちゃったの。熱は無いけど、だからこそ脳梗塞の疑いがあるんだよね。今、救急車で運ばれた所なの。」
土曜の昼から日曜日にかけての勤務医が最も少なく一番搬送先が決まり辛い魔の時間帯(医療訴訟が問題視されている昨今、来られた所で主治医(専門医)がいないという医者の勤務後の時間では万一悪化したら裁判で負けると受け入れる前に状況を聞いただけでまず断る。次女が32歳=現在60過ぎの回復力も低下してきている老女ならなおさらの事だろう。)にそれは大変と信じかけた所で言った言葉がコレでした。
「CTの結果何ともなかったんだけど(疑いも何も異常ナシじゃないか)これから病院に行くのに荷造りしなきゃいけないからちょっと明日会えないんだよね。明日謎の日本人さんの家に借りた漫画だけ返しに行くって事でいい?」
…は?実の母親が倒れたその日に何考えてんの?
(今、漫画本の交換なんて果てしなくどうでもいい事でしょ。)
「それで、今まで借りた漫画整理していた所だから確認して良い?ナルトが4冊とテニプリと…。」
…ちょっと待て、母親が倒れたその日に今までマンガ整理してたの!?(荷造りはどうした!?)
この女、人間として言っている事がおかしい(明らかに親が倒れたその時にする行動じゃないだろ)と医療専門職でない私でも思わず不審を感じ「明日は私も家族と出かける予定が入りそうだからまたの機会にして。」と断ってしまいました。(大体、足腰が立たない患者の「頭」に異常が無かったら普通に下半身を調べるだろ。そこで様子見で終わっている辺りが既にありえないよ。)

要するに匿名に関する汚点を消す為(だけ)になら一緒にショッピングしたりすることを名目に会って説得(洗脳)する必要があったけれど問題の記事がこの世から無くなった以上はもう謎の日本人は用済みだから「面倒臭いこと」をしてまで話す必要は無い、借りた本だけ返して永遠にさようなら、と父親が脳梗塞で倒れた(現在も麻痺が続いている)時に仕入れた「知識」も利用して体よく騙くらかそうとしていたようです。(そんな事の為に「父親の病気」と「母親の存在」を利用するこの女って…。)その後改めて日取りを決めた時にも「隣家に住む姉の子供が風呂で思い切り立ちあがった時に頭が顎にぶつかっただけで大したこと無かったの!テヘペロ。」(とうとう姪っ子まで利用か…。)と「詳しい状況」は語りながらも「どこの病院に搬送されたのか」は一切言わない(まさか自宅にCTの機械があったわけではあるまい。)辺り絶対ウソだと確信が持てました。

で、翌々週の日曜日の2月8日(日)、都賀駅前のミスタードーナツで待ち合わせ約束の時間に10分近く遅れて現れた彼女に(場所は彼女の自宅の最寄駅の店でどこにも渋滞は発生していないのに「ゴメンゴメン、雨だから遅れちゃった」そうだ。風が吹いたら親倒れ~雨が降ったら遅刻する~♪ってハメハメハ大王みたいな女だな。)最初から他人のフリをしている所悪いけれどアンタが自分で●っちゃんと口に出してくれた事といい匿名と繋がっている事は分かっていると言った所
「あ、それって大学の友達の●っちゃんの事だと思う。ほら、ケータイにもこの通り別の名字でアドレスが登録されてるでしょ。大学時代のバイト先の友達でもう2年も連絡取ってないんだけどね…。」
私「いや、何で私のブログの話をしている時に2年間も連絡取っていない全く関係ない他人の名前が出てくるのよ。
普通におかしいから。」
「…ふ~ん、そういう疑い方するんだ~。」
私「(自分がした事も棚に上げて何、居丈高な態度に出てるんだ、この女…?)そりゃ、疑うよ。色々な人に電話したけどアクセス解析をして正体を確認しろって匿名の正体(他人説)にこだわっていたのもあなた1人だけだったしね。」
「ネットやってる人だったら気になるようならIP確認する為につけてみたらって誰だって言うよ。それに本当に他人だったかもしれないでしょ。IPアドレスなんてごまかしようが無いんだし。」
私「去年なりすまし犯罪とパソコン遠隔操作で捕まった片山祐輔被告の例といい、普通に新聞読んでいる人間にはどこのパソコンが使われていたかなんていくらでも誤魔化しがきくしどれだけ当てにならない証明理由かってもはや日本全国に常識として広まっているよ。ネット上の人間からもIPアドレスとパスワードをセットで聞き出してそれを勝手に使って住所を調べるような人間ならなおさらでしょ。匿名がハッキリ名前を言っていた高校以降の友人の▲▲さん。」
「酷いよ、あたしが(共犯として)疑われてるの?全然関係ないのに。」
私「真実関係ない人間なら涙目になって泣き落としに出ようとはしないんじゃないの?(居丈高で高圧的な態度から一気に弱々しいお涙頂戴へと急速に180度態度を変えられるアンタって凄いよ…。)」
「だって本当に知らない人なのに疑われてるんだよ、悲しくない?関係ないのに何でそんなことしたんだなんて言われたら、ふええってなっちゃうよ。」
私「あの日電話したのはあなた1人だけなんですけど?
「…!し、知らない!私、知らないし!」
1月6日の電話の時と同じく図星を指されて言葉に詰まるその態度だけで充分だと確信が持てたのですが最後まで「私(後は)知りません!」を貫き通して結局一言も謝らずに逃げるように去って行った彼女でした。ウソをつく時にまるで目を泳がさずに堂々と相手の目を見据えて言えるのは凄い(そんな事をしても良心が痛まない精神構造が凄い)と別の意味で感心はさせられましたが同情も共感もできませんでしたし、相手に謝る気が無かろうと一言も謝ってない人間を許してあげる理由などこの世のどこにも無いのでここに全てを書き記して残しておく事にします。(ちなみに↑の▲▲さんの事例に関する詳しい内容は2010年6月20日の記事参照。)



 アルセーヌという名は「ならず者」(アルスイユ)、ルパンという苗字は「狼の名を冠する荒野の花」(ルピナス)から取った偽名だそうで本名ラウール・ダンドレジーこと世界的に有名な怪盗紳士アルセーヌ・ルパン(他人の財産を盗んでいい気になっている男が「紳士」…ね。)が20世紀初頭のパリを舞台に繰り広げる数々の冒険譚を描いた作品です。個人的には21世紀に生まれた孫の方のルパン3世(女を騙す側どころか不二子ちゃんにいつも騙されている男)の方が好きなので私的には微妙な主人公ですが、せっかくなので昔読んだ懐古感も楽しみながら追っていく事にします。

 プリンセスの結婚…アンジェリック「私、自分が不美人で社交性も無く女としての魅力が乏しい事は良く分かっています。おとぎ話のような恋も王子様もやってこない。だから愛されもしない結婚生活を送るよりはオールドミスとして夢見る生活をする方がマシではないかと思うんです…。」

夢見るロマンチスト(33)でも現実には素敵な王子様はいないし自分にも金以外の魅力は無いという切ない状況だけは見えていたようで(「皆、私ではなく母が遺した私の持参金と結婚したいんですわ。」)逆ハーレム状態でもちっとも舞い上がらず(まあデブや根暗男や下品男にモテてもあんまり嬉しくは無いが…ゲフッ!)唯一のイケメン・ルパンに本気で告白されてもその気持ちが長く続かない事を見抜いている(そして当のルパンも「何を血迷っているんだ俺は…。」と一瞬で熱が冷めている。早いよ!)彼女に悲しみを感じてしまいました…。身代わりとして用意された花婿(根暗男)にまで振られているし(「騙された叔父上達が可哀想だから私の妻という戸籍上の立場位あげますよ。ただし私は明日には彼女を捨ててアルジェリアに帰ります。私に対する財産分与などが終わったら、ひっそりと離婚手続きを致しましょう。」byジャッコ。)当の結婚沙汰自体が新聞で大々的に報道されて良い面の皮だしルパンが自分で言っている通り確かに彼女の人生を台無しにしてしまっているな(ルパンさん、献身的な彼女に酔いしれている所悪いけれど、この人の不幸は全部アンタのせいですよ…?)と頷いてしまいました。せっかくだから義父達の計画通りにここで撃ち殺しておけばその後の悲劇(数々の窃盗)は発生しなかったのにと非常に残念にも思えてしまう第一話目です。修道院に入ったアンジェリック姫に送られた50万フランだって元々は彼女の義父からくすねた金(盗品であって自腹は切っていない)ですし姫の果てしないお人好しぶり(に、したって発揮するべき相手を選べとツッコミを入れさせて下さい…。)以外に何も感動すべき点が無いなと改めて思ってしまった1譚でした…ゴフッ!

 伯爵夫人の黒真珠…ダネーグル「伯爵夫人を殺してまで手に入れた黒真珠は…他の方に売りますよ。」
ガニマール警部(ルパン)「それが出来るならとっくに売って高飛びしていたはずだ。盗品買いに買い叩かれるのが嫌で貧乏生活に耐えながらほとぼりが冷めるのを待っていたのだろう?」

当のルパンがした事といえば短剣と合鍵を回収し指紋(血の跡)を消してあげて部屋の鍵を閉め、密室での完全犯罪状況を作ってあげたという殺人犯を証拠不十分で無罪にさせ、金を握らせて逃亡の手助けをし、名刺をネタにガニマール警部を黒真珠の所有者(共犯者)に仕立て上げた事でこんなもの「貸し」でも何でもないだろ(勝手に警部の姿と立場を借りて相手の弱みにつけこむ事で黒真珠を真犯人から詐欺同然の方法でかすめ取っただけ。本来だったらなりすまし犯罪成立でガニマール警部が無実の罪で捕まってしまう所を「ガニマール警部じゃなくて自分が持っているんです~。」と広く告知してあげたから有り難がれって言われてもねぇ…。)と「私を助けたつもりか?でもそれはそれ、これはこれ、絶対にお前を捕まえてやるからな!」と息巻いているお人好しのガニマール警部にツッコミを入れてしまったものです。原作ではルパンを追いかけるも、いつもしてやられている可哀想なショボくれたお爺ちゃんというイメージがあった警部ですが本作ではルパン3世の銭形警部を連想させるようなタフなオッサン(タフガイと言え!)に生まれ変わっており登場したその1話目で柔道の投げ技を喰らったり(しょっぱなからそんな目に…。)「戦う男」になりながらも痛い目に遭っている彼に思わず同情してしまったものでした。良い年をしているのに早速三角巾で腕を吊るす程の大怪我を負ってしまった彼。苦労が報われる日が来るのは根強いルパンファンがいる限り遠い日になりそうです…ゲフッ!

 王妃の首飾り…フロリアーニ騎士「友人とは名ばかりの冷たさで母を酷使する伯爵家に対して家宝を奪う事でラウール少年は復讐したんです。成長した彼は敵でもあり恩人でもあったあなた方に母親の無実を明らかにする為にいつ何時会いに来るか分かりません。」

母親を救う為にした行動で母親をクビにさせてしまっては世話ないだろ…窃盗容疑をかけられて邸を追い出される原因を作った息子ラウール(フロリアーニ騎士)にツッコミを入れてしまったものです…ゲフッ!(母親自身は確かに「実行犯」ではなかったけれど詐欺師の血を継いだドロボウ息子の管理不行き届きの責任は有った訳で…。)修道院時代からの友達で同じ貴族の娘だった母にに使用人扱いを(こんなの本物の友情じゃない!)と息子は言うけれど、盗まれた首飾りのおかげで警察には「金に困って首飾りを売り払ったのを隠蔽しようとした」と疑われ債権者達からは信用を失い危うく破産しかけた(伯爵家の土地が半分になるほどの大損害を与えた)この家の被害はもう「子供の可愛い正義感」で済むような話ではないし何を被害者顔しているのか(母親が死んだ悲劇に酔いしれている所悪いが実行犯のお前は明らかな加害者だろ!)冷静に考えると全然共感できない話だなあと実感してしまいました…。家宝の首飾りも低級なダイヤをはめ込んだ「ニセモノ」で母と夫人の友情と同じく「中身の無い見栄だけで形成された価値の無いもの」だと評していましたが夫人の言葉を借りれば「偽物でも本人にとって大切な物ならそれは宝物なのだ」という事になりますし、事実母親は夫人との友情(偽り)を信じていたおかげで息子が彼女からダイヤを盗んだ(犯罪を働いた)事実を最後まで疑わずに死ねた訳で彼にとっても感謝すべき偽物効果だったのではないかと思ったものです。結果、富を持つ者も持たざる者もどちらも幸せになれなかった過去でしたが、息子が不幸になったのは自業自得で同情はできないと感じたエピソードでした…。

 余談…この第3話目に登場するクラリス・デティク嬢こそルパンの最初の妻になる女性(ルパンとの間に一男一女を設けるが、娘を死産し、息子誕生と引き換えに亡くなってしまう。)なのですが、「こんな男、辞めとけや。」という印象ばかりが強まってしまう主人公の姿にあんまり応援はできないカップルだなあ、と感じてしまう夫婦像でした…。(首飾り事件にて「子供はたった一人の家族である母親の為に精一杯生きようとしただけであなたの行為に罪は無い。」みたいに言っていましたけど母親が死んだ後も盗みを働いている事実への正当性に関しても語って頂けますか、クラリスさん?)
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ビューティフル

2011.02.08
 作者曰く「源氏物語」のつもりで描いたロシアを舞台にした作品(源氏物語は日本の古典なのに何故ロシア?)だそうですが、いくらペレストロイカの時期とはいえボリショイ劇場で日本人(母・杏里)が踊っている(!)のもその後その人がウクライナの片田舎で軍人と生活を送る(何故にそこまで落ちぶれるの?何で日本に帰らなかったの?)などなど色々と無理のある設定も多く(そもそもボリショイバレエ学校はボリショイ劇場の中には無い。)この作品はフィクションだという事を念頭において読む事は必須な作品です。自分は結構面白く読めたんですが近親相姦要素といい作品の評価は押し並べて微妙になっているらしいです…。

 悠里・レルモントフ…悠里「僕達の故郷のベラローザ村で一生暮らそう。」
杏奈「そうね、悠里が踊れなくなって、あたし達がおじいちゃんとおばあちゃんになったその時に。」

原発事故の後遺症を考えると2人共おじいちゃんとおばあちゃんになる年齢まで生きられるはずがなく、お互いそれが絵空事に過ぎない夢である事が分かっているからこそ今だけの限りある恋を貫いている…と思いきや、その後禁忌を乗り越えて本当にその夢を実現させてしまった展開にはドン引きした読者も多かったようです。父親譲りの天才的なバレエの才能もあるものの、それは所詮「日本人の顔と体という優男風の容姿にしては凄い」というレベルで、世界レベルで見ればダイナミックでも男っぽくも無い彼は「やわらかい表現力」はあっても所詮ボリショイバレエの試験には落ちるレベル(で、彼に殴り倒された学友の方が受かっている。)でもあったようで(それでも「日本人」にしては世界のいろんな場所で公演して、それで食っていけるなんて充分凄いけれど。)だから練習はきちんとしろよ、と父親のキマイラはやきもきしていた様子です。チェルノブイリ原発事故の被爆者にも関わらず数多の女性達と浮名を流す様は作者曰く主人公・悠里は「光源氏」であり様々な女性と恋(セックス)をするが「紫の上」に当たる本命(杏奈)がいるという設定だそうですがそんな男を女性読者が支持するはずもなく数々の女性遍歴を重ねる展開には不評を喰らっていたそうです…ゲフッ!(本命がいるのなら他の女を毒牙にかけず一途でいろっての!)最後に本命に戻った以前に結局そういう結論に帰着するのなら最初から他の女達の所を渡り歩くなと思わずツッコミを入れてしまった主人公でした…ゴフッ!

 杏奈・アンドレエヴナ・レルモントワ…「神様ありがとう。巡り会わせてくれた事に、悠里の妹に生まれてきたことに感謝します。」

確かに妹に生まれてこなければバレエを踊れない彼女は一生、悠里に巡り会う機会は無かった(チェルノブイリ原発事故の後遺症から風羽子のように取材を通して追いかけることも不可能)でしょうが、文字通り死ぬほど恋した男が実の兄だという非情な運命には神に感謝すべき点など何も無いような気がするのですが…。(むしろどうして仲の良い幼馴染とかの普通の運命にしてくれなかったのかと神様を恨む所では?)一度は悠里(近親相姦)と別れて神に仕える道に進み、「この世ならざる世界」だけで繋がっている特別な2人(でも既に一回ヤっている。)という様を呈していたのですが、結局修道女として生きることを放棄して禁断の恋にカムバックしている辺りは残念ながらあまり褒められた女性とは言えないなと感じてしまった本命ヒロインでした。(アンタは何の為に修道院に入ったんですか?)他作品で種違いの子供を作りながら3人もの男と結婚した湖都(「円舞曲は白いドレスで」)夫がいながら他の男(プリンス)と10分でセックスしていた美雨(「ファーストガール」)不倫の恋に夢中になったナターリア(「ブロンズの天使」)に比べると珍しく「一途」な女性といえますが純粋に一途に思い続けているだけに浮気な恋を繰り返している悠里を余計に微妙に思えてしまったものでした。復活愛の様を見せているものの、被爆者であるこの妹も倒れて病院に行くほど深刻に後遺症が進んでいる(立派に衰弱している。)様から彼女の寿命も長くはなさそうで、父・キマイラは納得しているものの、この先が心配になってしまった終わり方でした…。

 名雪…「ニンフは男をその気にさせて去るだけ?見た目の美しさしかない、それだけの役?」

男の性は「見ること」で天宮さんはそれで満足だと言いますが、バレエで自分を「裸」にさせて「その気になっておきながら手を出さない」、言わば「女に恥をかかせている」彼の姿勢に不満だった名雪は、「自分だったらそれだけで満足しないで追いかける。」(そしてしっかり「つまみ食い」をする。)という悠里の考え方に深く共感してしまった様子です。元々彼女は高校や親を捨てて外国まで男(天宮さん)を追いかけていく「情熱」の持ち主であり「一歩を踏み出すこと」に関しては躊躇しない性格のようですがだからって流されるままに悠里と関係を持つのは違うだろ!と読者からの共感は得られなかったらしく、杏奈やくるみと違ってその後も登場できるほどの人気はゲットできなかったようでした。そんな訳で序盤の1話限りの登場・主演です…。

 朝倉珠音…「あたしは到底この人に入り込めない。」

泣かせた女性が星の数、そこまではまだ男の甲斐祥としても(いや肝心の「責任」を取っていないのだから甲斐性の内には入らないな…ゲフッ!)悠里との付き合いを苦に飛び降り自殺をした女性がいるというのはもう完全にアウトでしょうね…ゴフッ!この人もこの人で悠里を見限ってアロン監督の元に出戻るしたたかさがあれば死ぬことは無かったのですが、当のバレエでも限界を感じてしまった(オペラ座ではアロン監督のえこひいき、天宮バレエでは悠里のレベル下げと、所詮自分は男の手助けが無ければ満足に踊れないダンサーなのかと行き詰ってしまった。最も「コネを利用している」にしたって実力はある方だとは思いますが。)上に、女としてもバレエが踊れなくても無条件に(兄妹の禁忌をすっ飛ばしてまで)愛された杏奈に負けていると感じて、色々な意味で煮詰まってしまったようです。(家族(父親)も再婚して子供ができた以上、日本の家にも居場所がない「鬼っ子」でしたしね…。)日本人がオペラ座に入っているだけでも奇跡(というよりあり得ない展開)なので(悠里には劣っているとはいえ彼女にも充分に才覚はある。)その才能を生かして生きて行ってほしかったのですが…ね。

 春木風羽子…「ごめん…。いくらファンで貴方が好きでも、ちょっとこれ以上は付き合えないから…。」

悠里と関わった女性達の中では1番ぞんざいな扱い(下僕扱い)を受けている女性。悠里が好きだから「便利に使われる惨めな女」でも自分と関わってくれるだけで満足だと体の良い道具扱いを甘受してきた彼女でしたが本当に性処理道具として使われそうになった(「これは恋愛感情じゃないから体だけ貸してくれる?」)のはいくらなんでも人間として耐えられなかったようで途中で脱落していました。(ここで名雪だったら「全然OK!」とトントン拍子に話が進んだんでしょうけどね。)かの光源氏だって不細工で教養も無い末摘花に対してすら気を使って面倒を見ていたのに、生活費も渡さずにこれでは何様だお前は!とツッコミを受けても仕方ないなと感じてしまったエピソードでした。唯一褒められた点があるとすれば彼女には手を出していない部分ですが、それにしたって風羽子さん本人が涙ながらに拒絶したからでOKサインを出す女性だったらそのまま食っていたであろう展開を思うと微妙な所です。彼女が真面目な相手(紫藤犬太郎ことシバケン)と結婚して幸せになったのが唯一の救い…ですかね?

 結論…悠里がもうちょっとマシな性格だったら不定期連載とはいえ話はもう少し続いていたのではなかろうか…ゲフッ!(光源氏は一度きりで逃げられた空蝉に至るまで後に館に招いて暮らさせたりどこまでも責任は取る男(生活の保障はする男)ではあったからまだ評価できる訳でヤルだけヤッて後はポイ捨ての悠里とは責任感が違うように感じました…ゴフッ!)

少女革命ウテナ~アドゥレセンス黙示録~

2011.02.07
 アドゥレセンスとはフランス語で「思春期」という意味だそうでイメージ通り青臭くてセンチメンタルでHで…という題名通りの作品だと思って頂ければ嬉しいみたいなことがコメントで書かれていました。が、思春期ってHって決まっている物なの!?と個人的には疑問が残るタイトルでもあったり…しました。内容の濃さもさることながら前後編で(2ヶ月で)あの量を描きあげたさいとう先生の仕事ぶりにも脱帽したものでした。

 天上ウテナ…冬芽「君の心が俺を想う限り俺はこうしてこの学園世界に存在し続けることができる。」
ウテナ「永遠に…君はここにいるの?ずっとボクのそばに?」
冬芽「…永遠に留年し続けるつもりですか、ウテナさん?」

学園世界限定の話なので在学してなきゃダメって事ですよね…ゲフッ!王子様(男)を目指していると口では言いながら何故「女のように」髪を伸ばしているの?(おまけに女のようにドレスを着るわ女の制服を着るわ…立派に「普通の女生徒」では?)というツッコミが多数届いたのか今作では徹底して男ルック(短髪含む)を貫いていました。(学生帽までかぶっています。)でもそれは所詮「憧れの男の真似」であって「中身は女の子」というコンセプトは変わっていません。(なので好きになる相手も男です。)とはいえダメ男(理事長)に熱を上げていいように利用される展開は避けられていたので今作はまだ彼女に好感をもって読み進めることができました。「男との幸せな恋愛」より「アンシーとの友情」を選ぶ最後は同じなものの男がダメ男かそうでないかで印象は大きく変わるんだよな~と感動した物語です。(オイ!)

 姫宮アンシー…ウテナ「もっといろんな君を知りたい。悩みとか秘密とか…君とはそういう友達になりたいんだ…って姫宮!?」
(脱ぎ始めた)姫宮「私と『そういう友達になりたい。』そう言ったじゃない!」
ウテナ「やめてくれ!セフレの意味で『友達』って言ったんじゃないんだ!」

どうやら兄貴から受けた性的虐待の経験から「モデルとなって絵を描くこと」=「相手と肉体関係を結ぶこと」という回路が出来上がってしまったようです…ゲフッ!兄貴を殺した(というか自滅された)当時が服装からしても1990年代以降であり婚約者が死体を発見して嘆いていることからもごく最近の事故だったという事が察せられますが「何世紀ぶりかしら…私、ワクワクしている。」と言っている事から兄貴の霊と対峙している間に何百年もの時が過ぎ去ってしまったことが分かります。つまり兄貴殺しとして容疑をかけられても、とうの昔に時効です。ウテナ同様色んなしがらみから完全に解き放たれて良かったですが現在どうやって生計を立てて暮らしているのか少し気になる所です…ゲフッ!

 桐生冬芽…「昔々ある所に世界中の女の子をお姫様にする薔薇の王子様がいました…。」

いきなり全裸ですか!(どうしてこの作品の男キャラクターはこうも脱ぐのか…。)と度肝を抜かれたヒロインの相手役です。今作では下僕に過ぎないチャラ男→相手役にまで大浮上していますが実父の了承の元に義父に性奴隷として売られていたり(男なのにロン毛なのは父親に言われて義父の好みに合わせた結果だそうで…そんな髪切ってしまえ!とツッコミを入れてしまいました…ゲフッ!)命をかけて救った女の子(ウテナ)には「自分の前から無断で消えた。」と逆恨みされているし、本当は死んでいるし「哀れな役所」というコンセプトとしては、むしろ悪化してしまっているような気がしました…ゴフッ!最終的には(自分から彼女を解放する為に自分で望んだこととはいえ)恋人にさえ忘れ去られているし可哀想な男だなあ、と同情してしまったものでした…ガフッ!

 有栖川樹璃…「その子を見ていると捨てたはずの自分の嫌な部分を思い出す。」

それってもしかしなくても枝織さん(アニメ版・樹里の片想いの相手。)の事ですよね…?(アンシーを見て思い出す少女と言えば…。)樹里にとって枝織へ想いを伝えること、結ばれることは奇跡に等しい所業であり、その奇跡を望みながらも打ち消さざるを得ない自分が嫌で、解放の手段としてディオスの力を望んでいる…という所でしょうか?この話では彼女を解放してくれる役所の瑠果がいないのでまだ彼女は行き場の無い想いに苦しんでいる最中なのでしょうね。奇跡が自分の上に降りてこないのが目に見えているので自分で掴み取るしかないと考えているご様子です。(瑠果曰く、樹里を想う自分や、枝織を想う樹里の上でなくあんな女(枝織)の上にばかり奇跡が起こるなんて世の中は理不尽だよな~との事です。)個人的には「見ないのか?樹璃。」と聞かれた時(ウテナ×冬芽決闘中)にセクシーポーズ全開で無視を決め込んでいた彼女に大ウケしたものでした…ゲフッ!

 鳳暁生…「俺は…(実の妹を薬漬けにして手ごめにした挙句に責任逃れをしているという)そんな人間じゃないっ…!」

そんな人間だよ!とうちの妹が呆れと怒りを込めてツッコミを入れていました。アンシー曰く「私は汚兄様が好きだから鬼畜プレイも全然OK。」だそうですが皮肉にもそのセリフは汚兄様の罪悪感を余計に抉ってしまう結果となり、追い詰められた汚兄様は飛び降り自殺をしてしまったのでした。そんな良心の呵責があるのなら始めからヤルな!(妹も婚約者も哀れです!)という常識は彼には無かったのでしょうか?ウテナが「君が…かわいそうだ…。」とアンシーに対して滂沱と同情の涙を流しているのには我々姉妹も揃って共感したものです。この話の悲劇は全部このダメ男が原因じゃないですか(その辺は本編と同じなのね。)とツッコミを入れてしまったものでした…ゲッフン!

 余談…ちなみに唯一カタカナ名前である女主人公2人の名前はウテナ=花を守るがく、アンシー=ギリシャ語で「花開く」という意味があるそうで、瑠果+樹璃で瑠璃となるように2人揃って意味を持つ名前がこの作品では多いようです。

ファースト・ガール

2011.02.06
 アメリカでは大統領夫人の事を「ファーストレディー」と呼ぶそうです。それにあやかって将来の大統領夫人になる少女(ガール)という事でタイトルを決定した模様です。「円舞曲は白いドレスで」がワルツをきっかけに少女の運命が花開いていく話だったからという事で今度はそのダンスがタンゴとなった話ですが…タンゴというものが男が娼婦をその気にさせる為に編み出した踊り(金で話がつく女にその気もへったくれも無いと思うが…ゲフッ!)だからか話はやたら過激で怒涛(率直に言えばH)です…ゴフッ!(第1話から最後までしてるしね…。「円舞曲…」では前編が終わるまでヒロインは清らかな体だったというのに。)それでもヒロインが最後まで夫一途だった辺り「円舞曲…」よりは好感が持てたものでした。後は相手役を変更した「続編」が描かれない事を祈るばかりです…ガフッ!

 五月美雨…母「うちの娘、売ってもいいわ。あなたになら。」

「売られた」割に彼女に同情できないのは買った男が富豪のイケメンであり結婚も保障されているという恵まれた(出来過ぎた)状況のせいでしょうね。(それは「売った」のではなく「押しつけた」というのでは…?)母親が出した絶対条件は「結婚」だったそうですが、何が悲しくて貧乏人の小娘の為に金だけでなく婚約者まで捨ててやらなければならないのか意味が分からず母親の自信過剰ぶりに「…?」となったものでした。(そもそも金の為に娘の貞操を売り渡す発想もどうなのか?)美雨本人にもタンゴやセックスなど他の女には無い(主に体の)特技はあるものの、それ以外は到って「普通の少女」なのでレオンがあんなに入れ込む理由も分からず設定的にあまり共感できなかったものです。ハーレクイン・ロマンスとしては王道と言えますけどね…ゲフッ!

 レオン・ロサス…レオン「ママが悲しい顔してる!ママを悲しませないで!人でなし!」

かつて自分の父親を誘惑しかけた女(母親の親友だったくせに父親に色目を使った女)の娘にそこまで惚れられるものだろうか?と過去回想を通して美雨にさらに想いを募らせるレオンに「…?」となったものでした。(普通だったらこんな女を助ける為に娘を買う事などせず見捨てている。そして「ファースト・ガール」は開始1ページ目でお話終了。←オイ!)ちなみにトルナディアというのは作者が作ったこの世には存在しない国(スペイン語の嵐(トルナード)という言葉から取ったそうです。)なので読者の皆さんは騙されないようお願いします。現実には何のメリットも無い普通の少女に入れあげるイケメン金持ち男なんて恵まれた物件はありません。(そんな物件はあった所でアリシア(元婚約者にしてマフィアの娘のグラマー美女。)のような実力者に早々に唾を付けられてとっとと売り切れとなる事でしょう…ゲフッ!)

 フアン・オルティス…美雨「Who…When…How…did kill him?」
フアン「つ…!」

ここで有名な剃刀のCMだったら「切れてな~い。」という事になるのですが、いかんせん普通の剃刀だったのでバッチリ切れてしまいました。(おかげで誤魔化す為に髭を全部剃り落とす羽目になり貫禄ガタ落ちです。)白人と南米部族社会の村人とのハーフ(レオン曰く「トルナディアは南米の中では豊かな部類に入る。」と言っていることから一応舞台は南米…らしい。)として幼い頃から迫害されており、想い人の美雨には「I love Leon!(レオンを愛してる!)」とその場で振られた上にその後レオン以外の男(アイザック)とあっさりくっつかれた様には哀れ過ぎて泣きそうになりました。最後に実は死んでいなかったとして不自然に登場していたのが救いでしたがトルナディア人の指揮官(コマンダンテ)として事後処理に追われているらしく最後まで苦労している様に同情が尽きなかったキャラクターです…ゲフッ!

 アイザック・プリンス…アイザック「出番までまだ10分ある。」

…10分で!?と事のスピーディーさに驚愕したものでした。(おかげで彼らが体を重ねた事に美雨の独白を読むまで気づきませんでした…色々な意味で早過ぎるんですよ、あなた達!)一緒にタンゴを踊る相手には心魅かれてしまう美雨の天性の運命なのか仕事のパートナーから肉体のパートナーにまで格上げされていました…が、お互いタンゴという燃えることのできる要素があったからこそ(そして薬物中毒の彼を放っておけないという同情もあったからこそ)成立した関係であって本当の愛ではない事に遅ればせながら美雨も気づいてしまったようです。(願わくば寝る前にその事実に気づいて欲しかったものですが…。)そんな訳ですっかりその気になってしまったアイザックは捨てられて舞台は日本に移ります…ゲフッ!

 弓弦…美雨「弓弦はあたしの大切な弟だよ。」
弓弦「うん…。分かった、分かったから何度も繰り返さなくても…美雨…。」

血は繋がっていないのにいつまで経っても美雨にとっては弟でしかないという事実反復に弓弦もとうとう諦める覚悟を決めたようです。恋人になれないならせめて家族と(いう立場を利用)して側にいたい(でもできれば「男と女でずっと一緒」というのが理想。)という気持ちから「あ~あ、何で僕のパパは2年前に美雨のママと別れてしまったんだろう?」と両親の離婚を嘆いていますが男に軽い上に借金癖のあるだらしない女では普通に別れるだろうと父親の常識的判断に私はむしろ拍手を送ってしまいました。色々な意味で目を覚まして現実を見て下さい、弓弦くん。

とりかえ・ばや②

2010.12.05
 「小心者の自分がオリジナルでこれをやってしまったら自分で矛盾点を突っ込みまくって自滅必定」(うん、普通に速攻で2人の性別はバレると思います。)と作者コメントにありましたが「少女革命ウテナ」といい「花冠のマドンナ」といい今まで散々オリジナルで男装少女を書いてきた貴女がそれを言いますか!ともツッコミを入れてしまった2巻目でした。「子爵ヴァルモン」と違って2巻完結ではなく連載はまだまだ続いて行く模様で嬉しくも感じたものですが(「子爵~」は主人公達がエゴイスト過ぎて好き嫌いハッキリ別れそうな話でしたからね…。)今後の展開に不穏な物も感じて大焦りもしてしまいました…。

 沙羅双樹の君…石蕗「自分と四の姫との縁談を進めるとは裏切り者!私が四の姫を想っていたことは知っていただろ!?」
沙羅双樹「…いや、話を真面目に聞いてなくて、どの姫だったか?」
石蕗「ふざけるな!それでも親友か!」

縁談を断る事も出来たのにそれもせずに本命の女性を横から奪い取って「親が決めた事だから仕方ないだろ、HAHAHA!」という応対をしては親友から格下げされるのも仕方ないよ(当然です!)と納得してしまったものでした。(そもそも親友の話を真面目に聞いていなくて覚えていないほど関心が薄いって…。それを直に相手に言ってしまうのもどうなのか…ゲフッ!)約束していた睡蓮との縁談もなし崩しに自然消滅させて忘れている(何の罪滅ぼしもせずに放置している)し男として生きている割には友情に薄情な人間だなと今回多少幻滅もしてしまいました。沙羅双樹の「妹」の睡蓮に襲いかかったり「妻」の四の姫に手を出そうとしたりするのは確かに石蕗の中将のやり過ぎですが恨まれるだけの事はしてしまったよねとないがしろに扱われ続けた石蕗の気持ちは多少理解できてしまったものです…ゴフッ!

 睡蓮の尚侍…「男!私に下心を持つ天敵…!」

女装をしていても心はその辺の女より女らしい性根の持ち主でも恋愛の対象は男になりえない理由がここで分かった気がしました。(石蕗の中将は「男」なら襲われる心配がないから友達で済むけど確かに女の敵ではあるからね…ゲフッ!現実のオカマや女装子もセックスの対象は女性だったり恋愛の志向が男だとは限らないのでこの辺はリアルでした。「好きな相手が女性」だという事と「女として生きたい」というのはまた別なのでしょう。)意地でも襲われるものかと几帳の押し合いで押し勝ち硯を投げつけての男らしい応対には(女性らしく裳抜けの空になって逃げたりはしないのね…。)東宮様を軽々と持ち上げられる強力ぶりと合わせてよく男だとバレないものだと改めて皆のおめでたぶりに「…。」と思ってしまったものでした。石蕗との果てしない問答(「そんな初歩的な事から?」)のせいで自分の恋心も自覚してしまった彼。脱・二ートを果たした所で精神的苦痛(初恋の痛み)に耐えかねて再度家に逃げ戻ってしまわないかこれから心配な所です…ゴフッ!

 女一の宮(南天の東宮)…「わしがでしゃばらぬ事でこの国と都が穏やかであるなら、わしは満足じゃ。」

小柄・丸顔ですぐに真っ赤になる(おかげで南天のあだ名がついた)ほど内気で恥ずかしがりのお姫様…だったらしい(過去形)ですが睡蓮の側では物語を読み漁ったり自分のあり方(女東宮という立場を考えて出しゃばらない論)についてペラペラ会話したりすっかりマイペースを保っていました。(むしろウジウジ悩みがちな睡蓮より前向きでコミニケーション能力は高そうです…ゲフッ!)とはいえそれも気心を許せる睡蓮が側にいてくれるから(友達や味方が側にいるのはピンチの時にそいつがまるで役に立たない奴でも普段は気楽に過ごせる)という部分も大きいのかもしれません。(お付きの女官曰く恥ずかしがりの東宮様は自分から他人(睡蓮)に話しかけるのも珍しい事だったらしい。)彼女への恋心を自覚してしまった睡蓮が態度を変えたり、それを東宮様が咎めて却って追い詰めてしまったり今後関係がギクシャクしていかないと良いのですが…ゴフッ!

 四の姫…梅壺「久方ぶりに我が家に帰ってくつろいだらこんなに食べてしまいました。太って帰った私を見て帝がなんとおっしゃいます事か…。」
四の姫「『ずっと里にいるが良い』?(訳・もうお前、宮中に来るな)」

実の妹の四の姫にまで嫌味を言われている辺りどうやら梅壺の女御様は父親に扱いを困らせているだけでなく姉妹間の仲もお悪いご様子です…ゲフッ!(好意的に解釈してくれているのは麗恵殿の女御様だけか。あの性格では無理も無い話ですが…ゴフッ!)ともあれいくら世間の事に疎いお嬢様でも既婚者を姉に持つだけに夫婦であれば夜に何をするのかはしっかりご存じの様子でいくら沙羅双樹に表面つらだけ仲良くされても不安は尽きなかったようでした。「妻の立場にいるから」それが四の姫以外のどんな女でも変わらない「無難な対応」をされているだけで彼女が特別でも何でもない(しょせん愛玩動物や肉親に向けるような「可愛い」止まりで異性として愛されている訳ではない)事はいくら男性経験の無い鈍いお姫様でも察せられたのでしょう。その寂しさにつけこまれて(本命は沙羅双樹としか思えない)石蕗の中将の性欲の処理に使われなければ良いのですが…ガフッ!次巻予告も含めて不安が尽きないままここで物語は続いてしまいます…ゲッフン!
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